回転を始めるタイミングは早いほうが良いので、前足が着地する直前よりも、なるべく早い段階で腰を回転させ始めるほうが、ピッチングがスムーズに楽に行えます。 止まっている物を回転させるには力が必要で、とくに動き始めには大きな力が必要です。 ピッチャー(投げ方)に関して、ご質問をいただきました。 いつもお世話になっております。 高橋速水投手のDVDを購入した〇〇と申します。 私は社会人からウインドミルをはじめました。身近に指導者がいないため、DVDは正しいフォームなど非常に参考になりました。 野球の練習動画「前足着地時の体の開きを抑えるための練習方法」【Sufu】野球の現場で役立つ練習メニュー・トレーニング方法の情報が掲載!上達のコツやテクニックを学ぶことができる解説動画で、野球の指導者・トレーナー・コーチ・選手をサポートします。 ©Copyright2020 野球上達.com.All Rights Reserved. その中で、整形外科での勤務や専門学校で教鞭を取っていました。 私の改善前のような着地の仕方であれば. 投球モーションにおける. F-RATH(エフラース) 「投げる側の肩を下げない選手は、体重移動で大切な『腰から出ていく形(ヒップファースト)』ができなくなり、その結果、股関節(軸足)がうまく使えず、ピッチングフォームが崩れてしまう」, グローブ側の腕が上がる形になるので、グローブを上から下に使って体をタテに回転させる動きがしやすくなり、, 股関節・体幹の軸を意識する体重移動を意識して、下半身主導で下半身・体幹・上半身を連動させて投げる, 踏み出した足の角度は、キャッチャーから見て『地面と垂直、または一塁側(右投手の場合)にやや傾く』と回転しやすくなる, 体重移動の始めに、グローブ側の腕や肩を三塁~本塁(左投手なら一塁~本塁)の間くらいの方向に向ける(つき出す), 上げた前足が着地する寸前まで、前足の膝や爪先を三塁~本塁(左投手なら一塁~本塁)の間くらいの方向に向けておく. 前足の動きについて解説します。 一般的に、投球時には、一旦前足を浮かせて前進し、着地してから投げます。 この際の前足の浮かせ方の注意点ですが、必要最小限の高さで十分です。(⇒脚は高くあげな … 「遠投ってしたほうがいい?意味あるの?」←こんな疑問にお答えします。遠投は、フォームづくりの目的において非常に有効な練習です。しかし、ポイントを押さえないと逆効果になることも。この記事では、遠投をピッチングにつなげるために意識すべきポイントを3つ解説しています。 ついて紹介します! まず、ピッチングで. 着地の仕方は様々 プロの投手を見ると、着地の仕方はもちろん「かかと」からもいますが、つま先、ベタ足と色々な着地の仕方があります。 着地の仕方にはタイプがあり、決してかかとからが正解ではないと言うのが私の考えです。 ピッチング(投球)の バイオメカニクス ピッチングに関連する傷害は、オーバーユースに起因 していると考えられています。1オーバーユースに伴う 筋肉疲労により、運動で発生したエネルギー(負荷) を吸収する能力が低下します。2つまり本来吸収される ⓷2のタイミングで投げる方向の足(前足)を上げる。 ⓸3のタイミングで足をつき前足側に体重移動をしながら腕を振る。 体の正面で手がクロスするときに膝を軽く曲げる。 前足側が着地した時には投球側の手は必ずトップポジションになっていること。 ピッチング練習 2020.10.12 Baseball pitching practice-to learn the right take back and avoid the shoulder pitching 筋力トレーニング 2020.09.23 Baseball-training Work Out; seven kinds of basic warm-up 着地直前まで足先は横を向ける 足を上げてから着地するまで、両肩、両腰、両ひざ、両足首、ひじ(またはグラブ)の関節がずっと投球方向に対して、真横の向きを保つイメージを持つとフォームが安定します。 着地時点で残っているのは、体重ではなく上体です。 上体が残っていることで前への突っ込みを抑えているのです。 そして、上半身が残っている感覚を軸足に重心が残っている感覚と錯覚することでこういった説明をしてしまっていると推測しています。 錯覚しやすいものですが . ピッチング 2019.6.5 ピッチャーの踏み出し足の着地!かかと or つま先のどっちが先? ピッチング 2020.9.1 ピッチングで「ボールに体重を乗せる」正しい体重移動の練習法 ピッチング 2020.8.20 【憲伸流コントロールを上げる3つの方法】10分で野球人生が変わる! 良い成績を残す選手は軸足(右投手では右足)の蹴りが強く、投球動作後半には軸足が高く上がります。また前足も強く蹴っています。 上原投手の投球フォームは巨人に入団した1999年にくらべて今は大きく変化しています。2009年に大リーグのボルチモ 着地する足を. ステップ足の着地 に. でもここまでひねって投げられるのは、安定した下半身を持っている野茂氏ならではです。なかなかここまでひねれませんよね(^^; 上げた足が地面に着地するまで骨盤を回さず、横に向いた上半身をキャッチャー方向に戻すようなピッチングフォームでは、腰が楽にスムーズに回らないため下半身の力を効率よく利用できません。, 重い物を回転させるには、時間がかかります。腰をスムーズに回すには、なるべく早いうちから骨盤を回すことが重要です。, 回転を始めるタイミングは早いほうが良いので、前足が着地する直前よりも、なるべく早い段階で腰を回転させ始めるほうが、ピッチングがスムーズに楽に行えます。, 『キャッチャーに背中が見えるくらい上半身をひねり、早いタイミングで腰の回転を始める』, ほうが、足を踏み出すまでに腰が回っていますので、そのあとの回転をスムーズに加速させることができます。, 早い段階で腰が回り始めると、その後は腰が楽にスムーズに回り、それにつられて肩のヨコ回転も自然と速くなります。, ピッチングで良くないとされる「肩の開きが早い」という悩みを解消するために有効だと言っています。, 右ピッチャーの左の肩甲骨に”目の玉のシール”を貼って、足を上げたときに上半身をひねり「左の肩甲骨の目」でキャッチャーを見るように指導していました。, このようにすると「肩の開きが早い」という悩みを解消でき、バッターからボールが出所が分かりにくくなるといいます。, キャッチャーをずっと見ていると、頭の位置が前に出てしまい、肩の開きが早くなり、バッターからボールが早く見えてしまう。, そこから150キロ投げても速くないんです。だから肩甲骨に目があると思って、この目で見ておくんです。」, 実際に、指導を受けた子供たちは肩甲骨の目でキャッチャーを見るようになったことで「早い肩の開き」が解消され、バッターにボールの出所が見えにくいピッチングフォームに変わりました。, そうすることで、前に行く下半身(右ピッチャーなら左腰の辺り)にブレーキをかけて、前に行かないようにしっかりと止めるのです。, 踏み出した足でブレーキをかけることで、踏み出した足を軸に、後ろの腰が前にいき、楽に骨盤がクルッと回り、上半身も前に倒れやすくなります。, メジャー最強の守護神クレイグキンブレルも膝を軽く曲げて着地し、その後に膝を伸ばしています。, クレイグキンブレルは、前足でしっかりとブレーキをかけ、前足が着地してからリリースするまで腰の位置は全く変わりません。, クレイグキンブレルは、180センチとメジャーでは小柄ながら160キロ以上のビックリするくらい伸びるストレートを投げ、毎年投球回以上の三振を奪い、2017年は投球回69,0で126奪三振!単純計算ですが1イニングに2三振を奪っています!, 曲げすぎると前にいく体を受け止められず、しっかりとブレーキがかけられないので、タテ・ヨコ回転ともに不十分になります。, 踏み出した足の角度は、キャッチャー方向から見て、「地面と垂直」または右投手なら「一塁側にやや傾く」のが理想です。, また右投手の場合は一塁側(左投手は三塁側)への傾きが大きいほど、一塁側(左投手は三塁側)に回転しやすくなります。, 一塁側(左投手なら三塁側)に傾くのは、特にメジャーリーグのピッチャーに多く見られます(チャップマン・ジャスティンバーランダー・クレイグキンブレル・クレイトンカーショーなど)。, ピッチングの体重移動では「早い段階で体の開く」ことは良くないというのは、皆さんよく知っていると思います。, 体重移動の始めに、グローブ側の腕や肩を三塁~本塁の間くらいの方向に向ける(つき出す)ようにします。, すぐに本塁方向に向けてしまうと、早い段階で体が開いてしまいますので注意してください。, そして、上げた前足が着地する寸前まで、前足の膝や爪先を三塁~本塁の間の方向に向けておき、早い段階で開かないようにします。, 和田毅はメジャーに渡り、ソフトバンクに2016年に戻ってきました。35歳とベテランの域に達していますが、衰え知らずのピッチングを続けています。, いきなり最多勝(!)を獲得するなどボールのキレや投球術は昔と変わりません。多くの解説者や野球選手も絶賛する左腕です。, 特にストレートは一級品で、キレがすごく「パ・リーグ投手の球種別空振り率」のストレート部門で第一位!メジャーでもカブス移籍後にストレート空振り率トップクラスでした!, ストレートの球速はプロでも遅い方で、140キロ前後で130キロ台を計測することも多いのですが、西武・菊池雄星(MAX158キロ)や楽天・則本昂大(MAX158キロ)など日本を代表する速球投手をも上回る空振り率を叩き出します。, 高校時代はあまり知られていませんでしたが、大学でのピッチングフォーム改造により大きく飛躍しました。, 江川卓氏の持つ奪三振記録(東京六大学野球)を更新して、通算476奪三振まで記録を伸ばし、当時「早稲田のドクターK」と呼ばれました。, プロ入り後も安定したピッチングを続け、8度の二桁勝利のほか、最多勝・最高勝率・新人王・ベストナイン・MVPなど様々なタイトルを獲得する日本を代表するピッチャーです。, 和田投手のストレートは、回転数がプロ平均値よりも多く、初速と終速の差がとても少ないためボールのキレ・伸びがすごく、バッターは球速以上に感じるといいます。, 股関節など下半身を効率的に使った体重移動で、そのピッチングフォームを理想としている選手も多く、アドバイスを求める若手も多いといいます。, 1999年に早稲田大学野球部にトレーナーとしての入部した土橋恵秀トレーナー(現在は専属トレーナー)との運命的な出会いによって急成長を遂げました。, 和田投手は、高校時代に上腕三頭筋(腕の後ろ側の筋・力こぶの逆側)を断裂させていた事があり、当時はピッチングをすると腰が張り肘にも違和感がありました。, 「リリースする方向へ腕がうまく伸びずに、体幹から離れていくように遠回りしている。それを投げたい方向に修正する為に上腕三頭筋に大きな負担がかかっている」, 「体重移動のときに骨盤がうまくに回転しないで、それを補うために肩が大きく回転し、肩や腰が必要以上にねじれすぎ、大きなストレスが腕や腰にかかっている」, ちゃんと『リリースする方向に腕が伸ばされる』と、上腕三頭筋やその他の肩・腕の筋肉に必要以上の負担がかからないし、『骨盤の自然な回転』ができれば、腰周りの筋肉に大きなストレスがかかりません。, 上腕三頭筋のケガと腰の張りは両方とも「肩の開きが早い」という同じ原因からきていると考えました。, 「肩の開きが早い」というのは、和田投手の場合「バランスの良い回転運動」ができておらず、その原因は「体重移動がうまくできていない」からでした。, 前足を踏み込んだときに、前足にしっかりと体重移動できていたら良かったのですが、体重移動がうまくできず後ろ足に体重が残っていました。, 体重移動がうまくいかず、後ろ足に体重が残ったままの状態からリリースに向かう事になると、上半身の反動や動きでカバーしようと力んでしまいます。, 土橋トレーナーは、その結果として「肩の開きが早い」ということが起こってしまうと考えました。, 力んでしまった不自然な動きは、必ずどこかに必要以上な負担をかけてしまいケガにつながります。, 土橋トレーナーは「速い球を投げるためではなく、まずはケガをしないように無理のない自然な身体の使い方」だけを考えピッチングフォームを改善していきました。, ピッチングフォーム改善のために一番最初に意識させたことは、体重移動のときに「無駄な力を入れないこと」でした。, 重心の位置が良いところにあると、無駄な力をいれなくても自然とバランスがとれ姿勢を維持できます。, その際にできる限り無駄な力が入らない自然で楽な姿勢、バランスをとりやすいポジションを見つけるイメージです。, 土橋トレーナーは、前足が地面に着地した瞬間からの腰の回転を「背骨を軸として回る」イメージでは上半身の反動を使ってしまう恐れがあり良くないと言います。, そうではなく「後ろ腰(投げる腕側の腰)を前方にぶつける」ようなイメージにすることを伝えました。, このようにイメージすることで「前足を軸とするような形で回る」ようになり、上半身が自然とリラックスした状態で腰が回ります。, そうすると「体幹が自然にひねられる」ため、より強く、より速く肩を回転させることになります。, 腰の回転が鋭いほど、肩を強く速く回転させられるのですが、それを生み出すのが股関節です。, 体重移動で足が着地した瞬間に「後ろ腰を前方へぶつける」イメージで股関節が動かされると、股関節を鋭く使う感覚がわかりやすく、「体幹の自然なねじれ」も実感できるので最適だと土橋トレーナーは考えます。, 「前に出したグローブを後ろに引く」と「グローブ側の肩が開きが早い」原因にもなります。, グローブ側の腕の正しい使い方は、こちらをご覧下さい→簡単!正確なコントロールを身に付けるためのピッチングのコツ・練習!, 「グローブ側の肘を引こうとせず、腰が回ったあとに肩が回る」イメージを持つことも和田投手に伝えました。, 土橋トレーナーはピッチングの体重移動は「中心軸感覚」ではなく、自然と「二軸感覚」を指導していました。, 背骨を軸とした「中心軸感覚」の回転では、踏み込んだときに、まだ体重が後ろ足に残りすぎてしまいます。, またグローブ側の肘を引きすぎてしまうと「中心軸感覚」の回転になり「肩の開きが早い」原因にもなります。, 左右の股関節から上下に伸びる線を感覚的な軸とする「二軸感覚」でピッチングするとは、どういうことでしょうか?, ここでは和田投手の話をしていますので、ピッチングの体重移動のときの「二軸感覚」を左ピッチャーで説明します。, まず始めに、足を上げます。ここでは軸足側、つまり左股関節側が軸になります。足を上げたとき(または前へ体重移動を始めるとき)左股関節側を軸に身体を後ろにひねります。, その後、足を下ろしていき、前方へ体重移動を始めます。ここでは、まだ左股関節側が軸になっています。, そして足が地面についた瞬間、ここで軸は前足側、つまり右股関節側の軸に入れ代わります。このときに和田投手は「後ろ腰を前方へぶつける」イメージで股関節を鋭く使います。, この「二軸感覚」での回転を身に付けた和田投手は腰が回ったあとに、自然と肩が回るようになり、また「肩の開きが早い」ということもなくなりました。, そのおかげで無理に腕に力を入れて振らなくてもよくなったので、上腕三頭筋の負担がかなり少なくなりました。そして無駄のない自然な体重移動で腰の負担も減り、腰の張りもなくなりました。, 野球だけではなく、他のスポーツの向上にも「二軸感覚」はとても重要な要素で陸上競技やサッカーなどさまざまなスポーツに取り入れられています。, 和田投手は二人三脚でのピッチングフォームの改造も成功し、無駄のない自然な体重移動ができるようになりました。, 体重移動で股関節を鋭く使いえるようになったので、自然と素早い腰や肩の回転が身に付き、それにより腕もリラックスした状態で自然と加速することができ、みるみるうちに球速がアップしていきました。, 初めはケガをしないためのピッチングフォーム改造でしたが、うまく股関節を使えるようになったことで無駄のない体重移動ができるようになり、2ヵ月後には球速は129キロ→142キロになりました。, ランニングなども強化メニューしたわけでもなく、筋トレをしたわけでもありません。たった2ヶ月だけで13キロアップするほど筋力は上がりません。, また、スムーズで無駄のない体重移動ができるようになったことで、体への負担もかなり減りました。, 疲れの少ないピッチングフォームになり試合後もほとんど肩や肘の張りを訴えなくなったといいます。, ピッチングフォーム改造で無理のない体重移動が身につき、和田投手は大きく生まれ変わりました(^^), 和田投手は「中心軸感覚」のピッチングから「二軸感覚」のピッチングに変わったことで、飛躍的に向上しました。, 和田投手がしている「二軸感覚」のランニングフォームは「左足が着地した瞬間に、左股関節を軸に右腰をグッと前に出す」, そして次は、逆に「右足が着地した瞬間に、右股関節を軸に左腰をグッと前に出す」これを繰り返します。, そのため『二軸感覚のランニングフォーム』は、理想的な体重移動を数多く反復できる効果的・効率的な練習で、ピッチングにとって非常に大切な練習です。, 和田投手は大学時代、とにかくよく走りました。このランニングフォームをするようになってからは、トレーナーが走る量を増やしても、本人はケロッとしていました。, 実はこの『二軸感覚のランニングフォーム』は「走る」のにとても効率的で、最も速く走れるフォームといわれています(^^), また「ピッチングのための走る練習」について詳しくは前回の記事に書いていますので、気になる方は今回の記事と一緒にご覧下さい。記事の一番下↓にリンクを貼っています^^, この中でオススメの練習がメディシンボールを大きな動作で左右に叩きつける練習です。この練習は、体重移動やタテ・ヨコ回転を身に付けるのに最適です。, ダルビッシュの場合は、上から投げたり(タテ回転)、横から投げたり(ヨコ回転)、一歩踏み出して投げたり(タテ回転)しています。, ピッチングは本来、反動を使って体全体でするものです。力の伝達、つまり下半身→上半身→ボールと順番に伝えることが大切です。, その際、腕の力はなるべく使わずに、体重移動と下半身と体幹の力を使って投げることが大切です。, また、始めから終わりまで緊張して力を入れているより「力を抜いてリラックスした状態から、瞬間的に力を入れる」ほうが遥かにパワー&スピードがアップします。, メディシンボールを投げる練習は、ピッチングに必要な動作が自然と身に付く練習になるので、とてもオススメです^^, 重ければ重いほど”パワーがつく”と思い、重いものを使う人もいますが、これには注意が必要です。, オーバースローやスリークォーターの投手は、足を上げてから一度「投げる側の肩を下げる」動作をすると、肩のタテ回転がスムーズに楽に行えます。, また、キャッチャーから背中が見えるくらい「上半身をひねる」(桑田氏は「左肩甲骨(右投手の場合)の目でキャッチャーを見る」と表現しています)ことで、骨盤がスムーズに楽に回り、肩のヨコ回転がスムーズに楽に行えます。, また、和田毅投手のように、足を踏み出す瞬間に「後ろ腰を前にぶつける」イメージで腰を回転させることも有効です。, 野球上達に役立つランニングは短距離(長くても外野のポール間まで)が最適です(速筋を鍛えるため)。もちろんピッチング向上に役立つのも短距離走です^^, こちらの記事もご覧下さい→ピッチング!あなたは体重移動で股関節をうまく使えていますか?, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, 以前は毎日晩酌を欠かさず最低3~4本は缶ビールを飲んでいましたが、翌日の二日酔いが少しずつ辛くなってきて、思い切ってノンアルコールに変えました(たまに誘惑に負けてビールを飲んでしまいますが(笑)). 行うことができません。 あなたの投球フォームも. 着地の仕方を変えてみてください! ソフトボールのピッチャーにおけるポピュラーな投法は3つ、ウィンドミル、スリングショット、エイトフィギュアです。これらの投げ方は野球とは全く異なり、かなり特殊です。今回は、最もポピュラーな腕を一回転させるウィンドミル投法をベースに解説したいと思います。 どこから着いたら良いか. ピッチングで体の開きが早いとは、 前足の着地寸前に足、肩、腰がキャッチャー方向 に向いている状態です。 いい投手は前足の着地までは足、肩、腰の 開きを我慢 して、 着地と同時に解放 してその力をボールに伝えています。 1つ目は足を上げてから前足を着地する時の軸足です。 いわゆる軸足で「タメ」を作る時にこれらの筋肉が働いています。 体重移動していくときの股関節の使い方がうまくできているとこれらの筋肉をしっかり使うことができます。 以前解説したように、前足が着地した後に、腰の回転→肩の回転という順番で体が回転していきます。 ステップまでの解説はコチラ ピッチングで速く安定した球を投げるためのステップとテイクバック 感覚としては前足に乗っていると. 怪我をしないために守るべきポイント前足着地時の正しいコッキングの位置オーバーハンド、スリークォーターの場合投球動作(コッキングの段階)で前足を着地したとき、投球側の前腕が垂直に立っていて、上体は開いていない(両肩を結ぶ線がホームプレートの 大阪 足首/膝のリハビリ専門パーソナルトレーナー足関節捻挫後の膝/股関節痛 改善コーディネーター, さて、野球についての解説、特にピッチングについての解説はよくネット上に出ています。これも、その一つと捉えて頂ければ嬉しいです。, 特に野球のケガをどのように防ぐか?なぜ、ケガをするのか?という観点で見て頂ければ嬉しいです。投球を視るというポイントが必要ですが、どのようにポイントを見るべきか中々指標がないものです。, 身体をキャッチャー方向へ向ける動きです。投手では他の野手と比べるとステップを踏むことは出来ません。その為、いかに体を捕手方向へ向けられるかという点が必要です。そこで以下の4つをポイントとして挙げます。, ここでは、上記で得た力を上半身へ伝える力が必要です。上半身の手先までボールの力を失わずに投げるために必要な下半身の力とも言えます。, ここが、最終局面です。並進運動から始まった力のリレーも最後は指先から放たれるボールに、力を伝えるまでの大切な家庭です。, ここまで4つのポイントで見ましたが、この4つを行う上で大切なトレーニングの要素としては以下があります。, ここでは、投球についてターニングオブプレーンを解説していきます。このターニングオブプレーンとは俗に言う「トップ」と言われます。, ④フォロースルーと言います。こちらは有名な投球を解説する説明ですが、投球を視るという点で知って頂きたいのが、これからお話しする考え方です。, また、この4つの相よりももっと細かく見ていくことも可能です。しかし、今回は一つのポイントを見ていきます。, 「ターニングオブプレーン」:体幹を基準に上肢と下肢が逆回転するフェイズ(俗に言われるワレ、トップと言われる。), このトップがズレる事で身体の開きや突込みや肩に影響を及ぼすケガを産むと原因を考えます。, そのため、特にワインドアップやコッキングを見ていくとトップを作る要素を紐解くことが出来ます。, ワインドアップでは、安定した片脚立位で非支持側下肢挙上により安定した位置エネルギーの獲得が目的です。, ※高い位置にある物体は、低い位置にある物体よりも大きいエネルギーを持っている。(このエネルギーを重力による位置エネルギーという。), また、コッキングに悪影響を及ぼさない点で必要なことは、骨盤と体幹の非投球側回旋です。, その為に、片脚立位時に重心線が足部の第2指付近におきます。これは前額面上の体幹のアライメントを崩さないために必要な事です。, 骨盤から体幹の回旋角度を維持(タメ)する必要があります。この際、軸足の反対脚は地面に着く手前で、投球側の肩は最大内旋位になります。, この際、大切なのは軸足からの並進運動で得た力を非投球側へ伝えること。また、着地足(foot plant)のブレーキ機能と股関節の回旋力が必要です。そして着いた側の膝が割れない事が重要です。, 実は重要な点として、股関節の内旋ROMは非投球側が大きいです。これも、投手のスクリーニングで必要ですが、股関節で身体を回すため、非投球足の股関節がいかに回るかが重要です。, 【過去に肘痛で悩んでいた選手が、色々な治療院で肘を診てもらったが治らなかったと。しかし、股関節の動きを改善したことで、肘痛が改善したという話を聞いた事があります。】, 上手な選手は投球動作で前足が着地した時に、投球側の前腕が垂直に立っていて、上体は開きません。(両肩を結ぶ線がホームプレートの方向を向いている。), 投球側の肘の高さは両肩を結んだ線よりも高くなりません。(SSE:ショルダーショルダーエルボー), 上記のような写真が理想のトップですね。この位置がずれてくるとケガに発生すると考えます。, そのため、実際にピッチングを視る際は、左足と右手のタイミングが合っているか?というポイントで見ることをお勧めしています。, これは、元日本ハムファイターズの八木投手です。若干サイド気味から投げるボールが打者を困惑させていたイメージがありました。, さて、この上での図ですが、問題提訴として足の着地時にボールを持っている手の位置が最大外旋位に達していません。, そのため、コッキングの遅れが生じています。体が開くので、スラップや肘痛を引き起こす可能性が高いです。, こちらも、左足の着地地にまだボールを持つ手が最大肩外旋位に達していません。いわゆる開きが早い状態です。, このお二人に共通しているのは、非投球足側の脚が地面に着いた際に投球側の肩が最大外旋位にいないことです。タイミングが合っていないと捉えています。, 私がお勧めする投球の見方は、非投球足が地面に着いた際に、ボールの位置も最大外旋位にあるか?です。, このタイミングがズレるとどこかに障害をおこします。もちろん、投球数とともに障害の発生率も上がりますが、動作の評価として見て頂ければと思います。, これまで、社会人アメフト・社会人ラグビー・大学高校野球・アマチュアゴルファーのサポートを経験。 滑りやすい状態でのピッチングでは 踏み出した足が滑らないように ギリギリまで体重を軸足側に残して 前足を着地させることが 重要になってきます。 こうして体重が後ろ足に 残ることで体の突っ込みや 開きの早さを抑える感覚を MAIL:seize-the-day@s8.dion.ne.jp, 病院の「お薬」や「リハビリ室」ではなく、自宅でできるエクササイズを通じて、普段の生活からリハビリをおこない、快適な生活をすごせるよう、お手伝いさせていただくパーソナルトレーナーです。. 実際には”ただ”力が入っている状態だけで. という質問を受けます。 あなたはどうでしょうか? そういった疑問はありませんか? そんな今回は. ピッチングの引手(グラブ側)のイメージは、グローブを自分に引き寄せて踏み込むということです。 前足でグッとブレーキをかけて股関節に支点を作る。その瞬間に投げる。 ☆①~③の写真は、ピッチングフォームです。 *前足(左足)の着地の仕方を変えたスタイル(①②の写真)と改善前の着地のスタイル(※印の写真)とを比べて見ました。 着地のスタイルだけでなく上体のスタイル迄変化が出ています! 効率よく回転動作まで. ここで、前足が地面に着いて投球手は、最大外旋位になります。 この際、大切なのは軸足からの並進運動で得た力を非投球側へ伝えること。また、着地足(foot plant)のブレーキ機能と股関節の回旋力が必要です。そして着いた側の膝が割れない事が重要です。 ピッチングの引手意識の場合 . 大事になってくることが キンブレルのピッチングフォームは、前足の膝を少し曲げて着地し、その後膝を伸ばしています。 前足の膝を少し曲げた状態で着地して、その後地面を強く蹴る(膝を伸ばす)ことで後ろに体を戻すという感覚 … ④前足が着地するか、その寸前まで右腕を振りにいかないで我慢する この意味する所は、前が着地してから、上体が前に倒れる速度、上体の1塁方向への回転速度いずれも急激に速くなるためです。 また、自分が面白いと思うセミナーの企画・遂行や、店舗の運営・マネジメント経験もあります。, 現在は「痛みを取る為のエクササイズという処方箋を出します」をテーマに、パーソナルトレーナーとして活動中。, 探訪日記vol② i-soul works ~大阪でオーダーメイドのインソール作成してくれるお店~, 店舗ビジネス(健康産業)で生き残るために必要な6つの条件 ~リピートを生む仕組みづくりが生き残る道~, 足首/膝のリハビリ専門 そして体重移動のときに非常に重要な「肩のタテ・ヨコ回転」を身に付けるコツもお伝えします。, 体重移動のコツが分かって、うまくできるようになれば「肩の開きが早い」というのは案外アッサリと解消されます(^^), プロ野球やメジャーリーグのピッチャーも実践している体重移動のコツや練習は必見です。, ピッチングは体重移動がとても重要で、ピッチングの良し悪しを決定するといっても過言ではありません。, 体重移動が効率よくできるようになると、そんなに力を入れていないのに、驚くようなピッチングができます(^^), 前回はピッチングの体重移動で股関節をうまく使うには、どのようにすれば良いかをお伝えしました。気になる方は前回の記事をご覧下さい(^^), 「正しい体重移動」や「肩のタテ・ヨコ回転」を身に付けると、楽に速いボールが投げられるようになりますので、多くの球数を投げても疲れにくくなります。, 『ケガをしないピッチングフォーム』=『速い球を投げるピッチングフォーム』=『コントロールの良いピッチングフォーム』といえると思います。, 体重移動がうまくできた効率のいいピッチングフォームは『ケガ予防・球速アップ・コントロール改善』になります。, ピッチャーは肩や肘をケガすることが多く、いかに肩や肘に負担をかけないようにするかが大切です。, それには、肩や肘よりも強く負荷に耐えられる股関節など下半身をしっかりと使う必要があります。, ピッチングとは「肩や腕に力を入れて、いかに強く振るかだ!」というイメージを持っている人もいます。, しかし、それよりも股関節など下半身をいかに効果的に使って「肩や腕の力を抜いて、いかに強く腕を振らないか」が大切です。, つまり「意識して腕を強く振る」のではなく、股関節などの下半身を使って腰・肩が回転、そして「自然と勝手に腕が振られる」というイメージです。, MAX158キロの菊池雄星も、股関節・体幹と体の軸を意識して「腕を振るのではなく、体に巻きついてくるイメージ」という表現をしていました。, 腕は意識して振るものではなく、ちゃんと腰や肩が回転すれば、意識しなくてもリラックスした状態で自然と勝手に振られるのです(^^), いかに体が前に動く直線運動を、ボールを投げる側の肩の速い縦回転、横回転に変換するかです。, 肩のタテ・ヨコ回転は、簡単に説明すると図のようになります(実際はもっと複雑ですが、分かりやすい図にしています)。, ピッチングは、体が前方向(ホームベース方向)へ体重移動するときに、前方への直線運動エネルギーが生まれます。, その後、この直線運動エネルギーを腰や肩の回転運動(タテ・ヨコ)に変えて、いかに多くのエネルギーをボールに伝えるかが重要です。, このときの股関節などの下半身の使い方がとても大切で、下半身がうまく使えるかどうかで腰や肩の回転速度が大きく変わります。, ピッチャーでもタテ・ヨコ回転のどちらを主体にするかでピッチングフォームも大きく変わります。, 選手により、縦回転が主体の投手(ノーラン・ライアン、ジャイアンツのティム・リンスカム、野茂英雄)もいれば、, 横回転が主体の投手(ランディ・ジョンソン、ウォルター・ジョンソン、クレイグ・キンブレル、メジャーでの上原浩治)、, では、しっかりとした肩のタテ・ヨコ回転を身に付けるコツをお伝えします。このコツ分かれば、ピッチングが劇的に変わります。, しかし前回の記事でも書きましたが、ピッチングで股関節ばかりを意識してしまうと、体重移動がうまくできません。, なぜなら人間というのは、意識がどこか一点ばかりに集中してしまうと、どうしても筋肉の緊張を生み出してしまいます。, 今でこそ160キロ近いストレートを投げる菊池雄星も、プロ入りして数年間は「◯◯をこうしよう」「◯◯をああしよう」と細かく考えすぎていました。, 細かく考えすぎた結果、思ったように体が動かずピッチングフォームが安定しないので、持っている能力を出せないでいました。, 『腕を上げよう』とか『骨盤をこうしよう』と意識することで、本来動かしたい瞬間よりも一瞬早く動いてしまったり、硬くなってしまったりするんです」, 今は、細かく局所を意識するのではなく、目には見えないですが、おおまかに股関節・体幹と体の『軸』を考えていると言います。, 「頭が突っ込んでいる」「頭を振ってしまっている」と『軸』が崩れると、菊地投手自身は分析していてます。, 以前は、力を入れたらどこにボールがいくかわからなくて怖かったのですが、自分の確固たる『軸』を見つけたことで調子の良し悪し関係なく微調整ができ、思い切り投げられるようになりました。, 野球選手に限らず、スポーツ選手にとって「◯◯をこうしよう」「◯◯をああしよう」などの『思考(考えること)』は、動きが悪くなる(鈍くなる)という結果を招いてしまう可能性があります。, そのため、体重移動のときに股関節を意識しないようにして股関節を効率よく使うには、まず始めに「首を上に伸ばして、両肩を下ろす動作」で背中の筋肉をリラックスさせる必要があります。, 背中の筋肉がリラックスすると、体重移動のときに股関節などの下半身がうまく使えるようになります。, 桑田氏はピッチャーとしては小柄ですが、小さな体を大きく使いダイナミックかつ理想的なピッチングフォームで巨人のエースとして活躍しました。, しかも球種はストレートとカーブだけ(!)で甲子園出場5回のうち優勝2回、準優勝2回、ベスト4を1回で甲子園通算最多20勝した伝説のピッチャーです。, プロ入り後も大活躍。MAX153キロでコントロールも抜群。当時の巨人を支え数々のタイトルを獲得。, しかし20代後半の絶頂期のとき、守備で右肘を強打し靭帯断裂の大ケガ。その後もそのケガのせいで足を痛めたりするなど、思うようなピッチングができませんでした。, それがなければ200勝は確実といわれていました(それでも通算173勝はすごいです!)。, 引退後、早稲田大学でスポーツ医学を学ぶなど頭脳派。テレビや講演会などでこれまでの野球界の常識をぶったぎり、次々と正しい教えを広めています。, 理想的なピッチングフォーム(引退後も140キロ近い球速を投げています)と引退後も野球に真面目に取り組む姿勢もあり、彼を理想像とするプロスポーツ選手もたくさんいます。, これらはシンプルで、肩のタテ・ヨコ回転を身に付けるコツにもなっていて、また即効性もあります。, テレビ番組で桑田氏の指導を受けた子供たちは、すぐに球威が上がりコントロールもよくなりました。, 同じ力を使っても、これらを意識することでスピード・コントロールが大きく向上します。, 菊池雄星といえば、メジャーも注目する日本一の左腕。最速158キロで、160キロを超えるのは時間の問題でしょう(^^), 「右打者のインコースに食い込むストレートは破壊的。さらにハードスライダーは往年のランディ・ジョンソンを思い出す。今年のNPBでは圧倒的なナンバーワンスターター(先発投手)」(ナ・リーグ球団スカウト), 高校時代154キロをマークし、2009年なんとドラフトで”6球団から一位指名(!)”を受け、くじ引きにより西武へ入団しました。, しかし、入団してからは思うようにピッチングフォームが安定せず、度重なる左肩のケガに悩まされコントロールにも苦しみ、なかなか結果が出せずにいました。, そのため高校時代MAX154キロでしたが、プロ入り後はどんなに頑張っても147~148キロしかで出ませんでした(>_<), 土肥コーチから「160キロを目指そう!」と言われ、右足の上げ方から体重移動での股関節の動かし方・腕の位置など、ピッチングフォームを一から作り直しました。, “あるアドバイス”のおかげで、どれだけ頑張っても147~148キロしか出なかったのに、その年にいきなり157キロを記録!!, どんどんピッチングフォームが良くなり、ピッチングフォームが安定するようになってきました。, 2017年には、日本人左腕史上最高となる158キロを記録しました。16勝、防御率1,97はリーグトップ。奪三振数は楽天の則本投手に抜かれはしましたが、217奪三振と堂々の成績(^^), なぜプロ入り後に球速が落ちたのでしょう?また、それをどのようにしてMAX158キロまで球速を上げられたのでしょうか?, 日本人左腕史上最高158キロを誇る菊池投手はインタビューで「速い球を投げるにはどうすればいい?」と聞かれたとき、こう答えました。, 当然、多くの要素が絡み合ってのことですが、土肥コーチが就任されたとき(2014年オフ)、「左肩を下げろ」とアドバイスされたことが印象的でした。, 今でも多くの指導者が、ピッチングで体重移動のときに「投げる方の肩を下げるな。両肩を平行にしろ!」「肘は下げたらダメだ。肘を上げろ!」と指導しています。, 2018年から楽天の一軍投手コーチに就任する佐藤義則コーチは、この事に関して警告を鳴らしています!, 佐藤コーチの指導には定評があり、2009年楽天に佐藤コーチが就任した際、ダルビッシュがマー君(田中将大)に「ヨシさん(佐藤コーチ)の言うことは間違いない!」と伝えたといいます。, 長所を消すことなく、一人一人に適したピッチングフォームを作り上げ、ダルビッシュや田中将大を球界のエースに育て上げました。, 星野仙一氏(監督としてリーグ優勝4回・日本一1回)に『日本一の投手コーチ』と言わしめました。, 投手コーチとして支えた4球団(阪神・日本ハム・楽天・ソフトバンク)を優勝させ、優勝請負人といわれています。, それは、軸足の股関節をうまく使えない、下半身にタメをつくりながら前に出ていけない、というところにつながる。, だから、頭がどうしても突っ込みやすいフォームになっちゃう。頭が突っ込む若いピッチャーが多いのはそこが原因になってる気がする」, つまり「投げる側の肩を下げない選手は、体重移動で大切な『腰から出ていく形(ヒップファースト)』ができなくなり、その結果、股関節(軸足)がうまく使えず、ピッチングフォームが崩れてしまう」と言っています。, メジャーではノーランライアン、ロジャー・クレメンス、マリアーノ・リベラ、上原浩治など。, 日本では金田正一、江夏豊、鈴木啓示、江川卓、佐々木主浩、野茂英雄、工藤公康、黒田博樹、桑田真澄、岩瀬仁紀などの名投手たちもみんな投げる側の肩を下げています。, 今の子供たちは、知らない選手ばかりかも知れません(お父さん、おじいちゃんはよく知っていると思います)が、すごいピッチャーばかりですよ(^^), 現在メジャーでは世界最速を誇るチャップマン、マックスシャーザー、クレイトンカーショー、ジャスティンバーランダー。日本でも松井裕樹、武田翔太、則本昂大、岸孝之、サファテ、メッセンジャーなどもそうです。, 実は・・・あのイチローも右肩を下げてからの投げています。イチローは世界一キレイな送球”レーザービーム”で多くのランナーをアウトにし、日米通算17年連続でゴールデングラブ賞に輝いています!, 菊地自身も高校時代154キロを投げていたとにも無意識でしたが、体重移動のときに一度投げる側の左肩を下げるピッチングフォームでした。, しかし、プロ1年目に左肩を故障していまい、恐怖心から左肩をすぐに上げてしまうようになっていました。土肥コーチは、それを見抜いていました。, 投げるほうの肩を下げからこそリリースポイントまでの距離を長くと取ることができるし、それだけの時間を体重移動に使うからこそ、腕を加速することができる。, 実は、菊地投手も「肩を下げたほうが良い」というのは頭では分かっていたのですが、肩の故障でそれができずにいました。, 加速のための距離を取ろうと肩を下げると、どうしても腕が遅れて出てくる感じになりますから、, そこから左腕を上げてこようとすると、肩に負担がかかる気がして怖いんです。だから脳が勝手に腕を上げたがっていたんでしょうね。, 「それでは速い球は投げられない」と思い、脳に「左肩は下げるもの」だと思い込ませるために、とにかくシャドウピッチングを何回も何回も繰り返し左肩を下げるピッチングフォームを作り上げていきました。, その効果は絶大でした。その動作のおかげでピッチングが大きく生まれ変わりストレートが147キロ→158キロにアップしました!, 本当に目からうろこが落ちた思いでしたね。それを実践してから、実際に球のスピード、キレが変わってきました。, それに肩の入れ替えもきれいにできるので、カーブもしっかりと投げられるようになった副産物も。本当に、僕にとっては大きいことでしたね。, 副産物の”大きな縦のカーブ”も投げられるようになり、ピッチングの幅が広がりました。, 菊地投手が最も憧れるピッチャーでもある桑田真澄氏も、テレビや著書で「肩を下げる」重要性を訴えています。, スリークォーター、もしくはオーバースローで投げるピッチャーは絶対にこの動作が必要。, タテにしっかり回転できるということは、ボールにも回転を与えやすくなるので、伸びる球質のボールが生まれやすくなる。, 一瞬肩を下げないと、体の回転が横回転になってしまうので、スピンがかかりにくくなってしまう」, ということで、オーバースローやスリークォーターのピッチャーは試してみて下さい。ピッチングが大きく変わる可能性があります(^^), 体重移動のときに、上半身を前に倒す、つまり肩のタテ回転ばかりに頼ったピッチングフォームは良くありません。, 下半身が使えず上半身ばかりに頼ったピッチングフォームになると、リラックスしなければならない肩や腕に力を入れて腕を振ってしまい、肩や肘に大きな負荷がかかりケガを招いてしまいます。, プロ野球でも、下半身や股関節がうまく使えず骨盤の回転が不十分になり、下半身のエネルギーを効率よく使えていないため肩や肘を故障している選手がいます。, 肩や肘の負担を減らすには、体重移動でしっかりと骨盤を回転させて、肩のヨコ回転を増大させる必要があります。, それを身に付けるには、足を上げたとき、または足を上げて体重移動を始めるときに、左右の股関節をしっかりと内旋させる(内側にひねる)ことが重要になります。, その後は、前方に体重移動していきながら股関節を外旋(外側にひねる)・外転(外側に広げる)ことで、骨盤が地面と平行に回り、それにつられて肩のヨコ回転が生まれます。, しかし「股関節を内旋させる意識」だと、どうしても足が緊張して力んでしまい、その後の体重移動がうまくいきません。, そうではなく、キャッチャーに背中が見えるくらい「上半身を大きくひねる意識」のほうが、自然と股関節を内旋させられます。, 野茂氏は、日本やメジャーで大活躍した名投手です。野茂氏といえば、バッターから背中が全部見えるくらい上半身を大きくひねってから投げる独特のピッチングフォーム「トルネード投法」です。, そこから放たれるストレートとフォーク中心のピッチングで日本プロ野球・メジャーリーグで数多くの三振を奪い、さまざまな奪三振の記録を持っています。, 当時は日本でもメジャーでも「トルネード投法」が流行り、モノマネをしている人が多かったですよね(笑).
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