1756～63年のプロイセンとオーストリアの対立を軸とした戦争。イギリスが前者を、フランス・ロシアが後者を支援、ヨーロッパ全域での戦争となったばかりでなく、イギリス・フランスは北米とインド植民地でも戦争し、戦闘は世界規模で広がった。 コンテンツの一覧 【1】ゼロからはじめる世界史のまとめ（世界史×ゼロから） 【2】同時に学ぶ! 0. 8. このノートについて yu_cha ≦。 高校 社会 世界史 ゆちゃのーと 中国史. コメント コメントはまだありません。 ログインするとコメントすることができます。 おすすめノート. 世界史を初めて学ぶ方のために、地域ごとに18世紀までは100年単位、19世紀以降は10年単位でまとめたブログです。わたしも世界史を勉強し始めたばかりなので一緒に勉強できればと思います。 2020-03-27. 興味のあるところから世界史を始める 世界史が得意な人はWikipediaを読めると思います。 調べたい項目を検索にかければ、世界史の場合は、大抵Wikipediaがヒットします。 Wikipediaを. ploのアラファト議長とイスラエルのラビン首相: 世界史重要条約のまとめ1はこちら . グプタ朝が衰退した後、ヴァルダナ朝が強勢を誇ったが、すぐにヒンドゥー諸国家が乱立した。8世紀から13世紀は、ラージプート時代という。 上の地図でのインドには、ラージプート時代に出現したインド諸国家が描かれている。一方で、インド以外の地域については8~9世紀の地図が描かれている。 こ … 【世界史】産業革命まとめ 産業革命って何？ 道具（手工業）から機械（機械制工場生産）になったことや、 伝統的な農業中心か . 658年、越後国(福井から山形県の日本海沿岸地域)に派遣された阿倍比羅夫(あべのひらふ)は、飽田(あぎた)と渟代(ぬしろ)(※現在の秋田県)の蝦夷(えみし)を多数の軍船で攻撃し服属させる。 その後、蝦夷と敵対していた粛慎(みしはせ、あしはせ)を撃破した。 白村江の戦い(663年) vs 唐・新羅 1. 高校1年生 世界史-アヘン戦争. アヘン戦争 三角貿易 片貿易 朝貢貿易 マカートニー アマースト 南京条約 租界. これまで長々と楚漢戦争について書いてきたが、今回はそのまとめを書く。（といっても複数の記事になってしまう）。 暦の問題 第一幕：陳勝・呉広の乱 反乱の原因 反乱の始まりと終わり 第二幕：項羽と劉邦（と項梁）の登場 楚漢戦争の起点は定説がないようだ。このブログでは、起点は劉邦が項羽に対して正式に反旗を翻した彭城の戦いとし… 3分間世界史 ヨーロッパ編 2020.7.10 日清戦争、日露戦争、日中戦争の違い！まとめてマスター！ 3分間世界史 ヨーロッパ編 2020.3.27 三十年戦争を分かりやすく解説！ 3分間世界史 ヨーロッパ編 2019.8.29 社会人なってからは、予備校講師 → ウェブディレクター → ライターと、いろんな職業にたずさわってきました。, その後、ソ連とアメリカは、ソ連首相「スターリン」の死によって「対立の緩和」（＝雪解け）をみせます。, 両国は、世界の覇権を握りますが、アメリカは「ベトナム戦争」での敗北をキッカケに、じょじょに権威・影響力を落としていきます, ソ連も、一党独裁体制による支配にたいして不満・批判が高まり、統治能力を失っていきます。, また、大戦後、東南アジア＆アフリカ地域では、各国が、西欧列強の植民地支配から解放されていきます。, けれど今度は、インド国内で「ヒンドゥー教徒 vs イスラム教徒」の対立が、激しくなります。, 中国地域では、戦時中、共通の敵である「日本」を倒すため、「国民党」と「共産党」が、いったんは協力関係をむすんでいました。, そして、戦いに敗れた「国民党」は、中国本土を脱出し、台湾島へ逃れることになります。, ただし、ベルリンまわり「東ドイツ」は、ソ連の領域でした。ベルリンだけが「隔離」された状態になります。, それは、イギリス・フランス・アメリカが統治する「西ベルリン」（＝西側）に、独自通貨を発行する、というものです。, それより、通貨価値が上昇し、ベルリンの西側 / 東側で、お金の価値に〝ひらき〟が生じてしまいます。, この作戦に、ほかの国々から非難をうけたソ連は、封鎖を解除するしかありませんでした。, おたがいの動きを警戒した両国は、まわりの国々と軍事同盟・経済協定を結んでいきます。, 対立を深める、資本主義陣営 / 社会主義陣営でしたが、ソ連首相「スターリン」の死後、いったん〝歩みうより〟がおこります。, とはいえ、アメリカ / ソ連の思わくとは別に、１度、資本主義 / 社会主義に分かれた国々が、うまく融合・調和するのは困難でした。, なかでも、ソ連＆社会主義体制に不満をもっていた「ポーランド」「ベルギー」は深刻でした。, なんとか資本主義の世界に渡ろうと、社会主義の「東ベルリン」を経由して、「西ベルリン」に逃亡する人たちが増加します。, 社会主義の崩壊を警戒をしたソ連は、東ベルリン側に、流出を防ぐための「壁」を建設します。, コレにより、いったん「雪解け」をみせた、アメリカ / ソ連の対立は、ふたたび深まっていくことになります。, キューバ危機＆ベトナム戦争 ─ ２つの出来事をキッカケに、アメリカ / ソ連の対立が、ふたたび生じます。, いっぽう、ベトナム戦争に介入したアメリカは、建国後はじめて、敗北を喫することになります。, 歩みよりをみせたアメリカとソ連ですが、ひとつの出来事をキッカケに、きれつが生じます。, 宇宙開発の進歩を意味しますが、同時に、大陸間を飛ばせるミサイルを開発したことにもなります。, 軍事開発で遅れをとるなか、今度は、アメリカの隣国「キューバ」で、社会主義革命がおこります。, それまでキューバは、アメリカの属国でしたが、革命によって、「ソ連」側につくことになります。, すると案の定、ソ連の人たちが、キューバに入国して、ミサイル基地を建設しているのが発覚 ─ 。, 情報を受けた、ケネディ大統領は、キューバの海上を封鎖して、ソ連の船が入港できない措置をとります。, けれど、ケネディ大統領と、ソ連首相「フルシチョフ」が、ひそかに電話会談をおこない、なんとか「全面戦争」は回避できました。, そして、全人類を絶滅しかねない出来事を教訓に、ふたたび〝歩みより〟の気運が高まります。, アメリカとソ連のあいだで「デタント」がすすむなか、今度は、ベトナムをめぐって、ふたたび争いが生じます。, それまでベトナムは、帝国主義時代における「植民地政策」のなごりから、フランスが統治していました。, 同じ時期に生じた、黒人の「人種差別撤廃運動」とむすびついて、政府にたいする反対運動が広がります。, キング牧師の熱弁・活動により、公民権がみなおされ、法律のうえで「人種差別」がなくなります。, それまで、ドルは世界の基軸通貨でした。海外における交易は、キホン、ドルで取引されていました。, しかし、「ドルは金と交換できない」と宣言したことで、ドルの価値＝権威が、一気に下がりました。, チェコの民主化運動（＝プラハの春）を、武力でつぶしたところから、ソ連の「正義」「権威」に〝ほころび〟が生じてきます。, じょじょに、社会主義体制、共産党支配へ非難も高まり、最終的には、ソ連はつぶれます。, 「キューバ危機」以降、核戦争を避けるため、アメリカ / ソ連は、歩みよりをみせていました（＝米ソ・デタント）。, そのなか、1968年、ソ連がおさめる「チェコスロバキア」で、民主化運動がおこります。, たいして、ロシアは、ソ連の軍事組織である、「ワルシャワ条約機構」の軍隊を、チェコに派遣して、鎮圧に乗りだします。, しかし、独立運動をおこす市民に、銃が向けられ、戦車が突入する映像が、テレビをつうじて世界中に流れます。, 結果、「プラハの春」のつぶされましたが、かわりに、ソ連の正義・権威・影響力が、落ちることになります。, さらに、社会主義のもとでの経済も不振がつづき、人びとの暮らしは、じょじょに貧しくなっていきます。, 有名な「チェルノブイリ原発事故」ですが、ソ連の上層部は、当初、放射能が拡散しているにもかかわらず、事故を隠蔽しようとしました。, さらに当時、共産党内部でも、ソ連・書記長「ゴルバチョフ」による「改革政策（＝ペレストロイカ）」が提案されていました。, この事故をキッカケに、ペレストロイカは加速し、原発事故の情報公開を、積極的におこなうようになります。, 原発事故へ対応をみてもわかるとおり、もはやソ連に、まともな統治能力は、そなわっていませんでした。, そこで、改革派のゴルバチョフ書記長は、「マルタ島」で、アメリカの「ブッシュ大統領」と会談 ─ 。, 宣言がなされると、それまでソ連の統治下にあった「東欧諸国」が、つぎつぎに独立運動をおこします。, 結果、どの国でも、共産党政権は崩壊し、社会主義にかわり、資本主義＆民主主義のしくみが導入されることになります。, いっぽう、ソ連国内でも、共産党幹部がクーデターをおこし、改革派のゴルバチョフは、一時期、軟禁状態にします。, もともと、西ドイツ＆フランスが中心となって、ヨーロッパ独自の経済圏をつくっていました。, こんなふうに、ヨーロッパ諸国を中心に、アメリカ＆ソ連の「権威」「影響力」が低下します。, 軍事協力をしてほしいイギリスが、ユダヤ人＆アラブ人の両方に、パレスチナに建国を認可・約束したことで、問題がこじれていきました。, そのあと、アメリカの介入により、さらに問題はフクザツ化し、つねに争いが起きるようになります。, 第一次大戦中、いまのパレスチナ地域は、トルコの「オスマン帝国」が統治していました。, 戦争協力と引きかえに、イギリスは、パレスチナからオスマン帝国を追い出し、聖地「イェルサレム」に、新たな国の建設を約束します。, 第一次大戦が終結したあとも、聖地「イェルサレム」の建国をめぐり、争いがつづくことになります。, 第二次大戦後、パレスチナの統治権をめぐり、ユダヤ教徒／イスラム教徒の対立が、激しくなります。, すぐさま、建国したばかりの「イスラエル」にたいして、武力攻撃をしかけ、戦争をおこします。, とはいえ、アメリカから強力な軍事支援をうけるイスラエルに、アラブ人諸国は、敗北をきっします。, たくさんのアラブ人が、まわりの国へ流入するなか、今度は、イスラエルを巻きこんだ戦争が、アラブ人の国「エジプト」でおこります。, 発端は、エジプト首相「ナセル」が、イギリスが保有する「スエズ運河」の国有化を宣言したことでした。, 戦況は「イギリス優位」でしたが、利益獲得のために、イスラエルを戦争に巻き込んだことが、国際的に非難されることに。, 敗北により、パレスチナすべてを失ったアラブ人は、さらに、難民を増やす結果になります。, 武力衝突では勝てないと踏んだ、アラブ諸国は、「アラブ石油輸出機構（ＯＡＰＥＣ）」を設立し、, 世論のあと押しもあり、アメリカ政府は仲介に入り、アラブ側と話し合いをおこなうことに。, さいきんでも、トランプ大統領が、イスラエルが有利になるよう働きかけるなど、混迷は深まっています。, けれど今度は、インド国内で、「ヒンドゥー教徒 vs イスラム教徒」の対立が、激しくなります。, さらに、両国ともに「核保有国」なので、戦争は、世界全体からみても、大きなリスクになっています。, ほかの植民地と同じように、第二次大戦後、インド地域もまた、イギリスの植民地から独立していきます。, しかし、独立前に、領主のイギリスが、ヒンドゥー教徒＆イスラム教徒の多い地区に、それぞれ支援をおこなっていました。, イギリスからすれば、おたがいにたいして軍事支援することで、わざと対立を引きおこす作戦でした。, このときの争いが〝尾を引いて〟、インド全体が独立したあとも、両地域の対立がつづいていきます。, うえでのべたとおり、ヒンドゥー教徒・イスラム教徒が多い地区は、それぞれつぎの国家を建設します。, さらに問題がフクザツなのが、インド連邦をまたがるように、東西に「パキスタン」が独立したことです。, インド各地で、運動を展開し、ヒンドゥー教徒＆イスラム教徒に「手を取ろう」とよびかけます。, インド地域の北部、ちょうど、インド連邦 / パキスタンの国境付近にあたる場所です。, さらにフクザツなのが、インドにまたがる「東西パキスタン」が、対立していることです。, カンディーの想いは届かず、インドは統一を果たせず、争う３つの国が、分立することになります。, そして、くりかえしますが、いまだに争いの解消、インド統一の流れは、おきていません。, 大戦中、中国地域では、共通の敵である「日本」を倒すため、「国民党」と「共産党」が協力関係をむすんでいました。, いっぽう、政治は「一党独裁体制」ですすんでいきますが、市場は開放され、自由競争が導入されます。, 第二次大戦中、進出してきた日本を排除するため、それまで争っていた「国民党」「共産党」は、手をむすびます。, 中華人民共和国は、いまでも台湾にたいして「ひとつの中国」であることを、くりかえし訴えています。, 戦後、共産党である中国は、ソ連と「中ソ友好同盟相互援助条約」をむすび、社会主義陣営につくことになります。, むしろ、数値目標の〝帳尻を合わせる〟ため、共産党幹部が、農民からムリヤリ作物を取りあげることに。, いっぽう、重工業産業でも、ムリに生産量を増やしため、たくさんの〝不良品〟が市場に出回ります。, 計画経済の失敗により、さまざま地域で、主席である「毛沢東」への不満は高まっていきます。, 学生メンバーから成る「紅衛兵（こうえいへい）」を結成し、「反・毛沢東」運動にかかわる人たちを、いっせいに排除します。, 毛沢東による「計画経済」「文化大革命」から一転して、「市場経済」「自由競争」を導入します。, 市場メカニズムが働くことで、国外から資本が流入し、中国経済は、うまくまわっていきます。, １度は、歩みよりをみせますが、資本主義 vs 社会主義の違いは、根ぶかく、なかなか調和がとれません。, いっぽうで、アメリカ／ソ連の体制＆権威にも、マイナスの影響を及ぼすことになります。, いっぽう、ソ連も、一党独裁体制による支配にたいして不満・批判が高まり、統治能力を失っていきます。, いっぽう、第二次大戦後、中東地域では、資本主義陣営 vs 社会主義陣営の争いとはべつに、ユダヤ人（＝ユダヤ教徒） vs アラブ人（＝イスラム教徒）が対立が深まります。, イギリス＆アメリカによる介入で始まった争いですが、いまでも解決の気配はみられません。, けれど、その過程で、インド連邦（ヒンドゥー教徒）vs パキスタン（イスラム教徒）の対立がおこります。, おたがいに「核保有国」なので、両国の争いは、世界全体からみて、大きなリスクになっています。, 世界では「冷戦体制」が崩壊しても、中国では、そのまま共産党による「一党支配」がつづきます。, 早稲田大学 → 大学院（人文社会）→ 予備校講師 → WEB会社勤務 → 編集者＆コント作家. 第一次世界大戦についてわかりやすくまとめていきます。歴史や原因、死傷者数や年表など、第一次世界大戦を理解するためにも確認していきましょう。, 一つは日本も甚大な被害を被った第二次世界大戦で、もう一つはその第二次世界大戦勃発のおよそ20年前に終結した第一次世界大戦です。, 第一次世界大戦はヨーロッパの2つの国の間で発生した緊張が拡大していき、最終的には当時の世界における大国全てを巻き込む人間史上初の世界規模の戦争となってしまったのです。, この第一次世界大戦が勃発した直接的な原因はなんだったのか？どのような流れで終結まで向かったのか？, 第一次世界大戦（World War I：WWI / WW1）は、1914年7月28日から1918年11月11まで続いた、ヨーロッパに端を発する世界的規模の戦争。, 当時、「すべての戦争を終わらせるための戦争」と言われた第一次世界大戦でしたが、結果的にヨーロッパ人6000万人を含む7000千万人以上の軍人が動員され、人類史上で最大規模の戦争の一つとなりました。, の2つの陣営に世界が大きく分けられ、また、時間の経過と共に参戦する国が増えて両陣営の同盟関係が拡大したことで、非常に規模の大きな戦いが繰り広げられていったのです。, 第一次世界大戦はまた、その後に起こる第二次世界大戦に次いで、史上最悪の戦争の一つとも考えられます。, 第一次世界大戦の直接的な被害を受け、900万人の兵士および700万人の民間人が死亡したと推定されるだけでなく、大戦の結果として起こった大量虐殺と1918年のインフルエンザ大流行により、全世界でさらに5千万人から1億人の死者が出てしまったのです。, 1914年6月28日、サラエボへ視察に訪れていたオーストリア＝ハンガリー帝国の皇位継承者フランツ・フェルディナント大公が、ボスニア系セルビア人のユーゴスラビアの民族主義者の青年「ガヴリロ・プリンツィプ」によって暗殺されたのです。, その結果、「七月危機」と呼ばれる、セルビア王国とオーストリア＝ハンガリー帝国を中心として、両陣営についた各国間で一連の緊張状態が起こりました。, 7月23日、オーストリア＝ハンガリー帝国は、セルビア王国に対し最後通牒を発しましたが、それに対するセルビアの回答にオーストリア側は満足せず、両国は臨戦体制へと移行。, 相互に連動し合う同盟関係が築かれていたこともあり、七月危機はバルカン半島における二国間問題から、ヨーロッパのほぼ全土を巻き込んだ問題へと発展していったのです。, 1914年7月28日、オーストリア＝ハンガリー帝国がセルビアの首都ベオグラードを砲撃。, これに対してロシア帝国は、セルビアを支援する必要があると考え、軍隊の一部動員を許可し、ついに第一次世界大戦の幕が切って落とされたのです。, そして翌日の7月31日、これに対抗するようにオーストリア＝ハンガリーおよびドイツも同様の発表を行い、ドイツはロシアに対して12時間以内に軍の動員を解除するよう要求。, しかし、ロシアがこれを拒否すると、ドイツはオーストリア＝ハンガリー帝国を支持して8月1日に宣戦布告。オーストリア＝ハンガリー帝国も8月6日、これに続きました。, ちなみに、第一次世界大戦が始まった当初のドイツでの戦略は、西部のフランスと東部のロシアに対抗するためにも戦線を、, に分け、まず、西部戦線へ迅速にドイツ軍の大半を投入して4週間以内にフランスに対して勝利を収め、その後、ロシア軍が完全に態勢を整える前にドイツ軍を東部戦線へとシフトさせることでした。, 1914年8月2日、ドイツはフランスに対して速やかに勝利するために不可欠な、「ベルギー国内の無害（無抵抗）通行権」を要求します。, しかしこれが拒絶されると8月3日にドイツ軍はベルギーへ侵攻し、同日、フランスに対して宣戦布告。, その結果、条約の取り決めに従って8月4日、イギリスがドイツに対して宣戦布告しました。, そして8月12日にはイギリスおよびフランスが、オーストリア＝ハンガリー帝国に対しても宣戦布告を行い、8月23日になると、日本が中国および太平洋地域におけるドイツ領を狙って、三国協商側（連合国側）についたことでアジア圏にも大戦の影響が拡大。, それから少し時間が経過した1914年11月、ついにはオスマン帝国が三国同盟側（中央同盟国）について参戦し、コーカサス、メソポタミア、シナイ半島にて戦線が構築されました。, さらに、第一次世界大戦はヨーロッパ列強各国の植民地でも戦闘が繰り広げられ、また植民地も利用されたことから、戦闘はアフリカにも及び、地球をまたぐ世界的規模の大戦となっていったのです。, ちなみに、この拡大の過程で、三国協商とその同盟関係にある国々はやがて連合国と呼ばれるようになり、オーストリア＝ハンガリー帝国とドイツおよびその同盟国から成る三国同盟は中央同盟国として知られるようになっていきました。, ドイツのフランスへの進軍は、マルヌ会戦（1914年9月：ベルギーを突破したドイツ軍をフランス軍がマルヌ河畔で食い止めた第一次世界大戦中の戦い）にて食い止められ、1914年末までに西部戦線は消耗戦の様相を呈します。, 一連の長い塹壕線を特徴とし、それは1917年までほとんど変わることがなかったのです（これとは対照的に東部戦線では占領地の入れ替わりがはるかに激しくて特徴的だった）。, また1915年、三国同盟として参戦することに躊躇していたイタリアは連合国側につくことを決定し、これによってアルプスでの戦線が開始されます。, さらに同年にはブルガリアが中央同盟国側へ、1917年にはギリシャが連合国側へ参加し、第一次世界大戦はバルカン半島へも広がりをみせました。, 第一次世界大戦の中でアメリカ合衆国は当初、表向きは中立を保っていました。しかし、実際には連合国側を支援するような結果となっていたと言えるでしょう。, 例えば、連合国がアメリカから物資を調達するにあたって阻むことは一切ありませんでした。, その一方で、連合国によって効果的に封鎖が行われた結果、ドイツはアメリカから物資調達を出来ず、アメリカは連合国側にとって重要な軍事物資の供給国となっていったのです。, やがて、ドイツの潜水艦によるアメリカ商船の沈没事件が起こり、さらに、ドイツがメキシコでアメリカに対する戦争を仕掛けさせようとしていたことが発覚すると、1917年4月6日、アメリカはドイツに対して宣戦布告を行い、ここにアメリカの第一次世界大戦への参加が決定。, 実際にアメリカから大規模なアメリカ軍が派遣されることは1918年半ばまでありませんでしたが、最終的にアメリカの外征軍は、およそ200万人の数に達したとされます。, 第一次世界大戦の中では、セルビアが1915年に敗北し、ルーマニアが1916年に連合国側へ参戦したものの1917年に敗北を喫するなど、局所的には戦いに敗れる国が出てきましたが、1918年まで大戦から退いた大国はひとつもありませんでした。, 一方、1917年、ロシアで2月革命が起こり、それまでの帝政による政治に代わって臨時政府が政権を掌握。, しかし戦争による負担に対する不満は変わらず、これが後の10月革命を引き起こし、レーニン率いるヴォリシェヴィキが政権を掌握した結果、ソビエト・ロシア共和国が成立。, ソビエト・ロシアの新政府は1918年3月、中央同盟国側と講和条約である「ブレスト＝リトフスク条約」を結び、これによりロシアは第一次世界大戦から離脱することとなりました。, これを受けてドイツ軍は、大規模な軍隊を東部戦線から西部戦線へと移動させることが可能となり、その結果として1918年、ドイツの春季攻勢（西部戦線におけるドイツ帝国の最後の大攻勢：皇帝の戦い）が始まります。, しかし、春季攻勢は最初こそ成功するかに見えましたが、連合国軍が持ち直し、百日攻勢（連合軍による怒涛の反撃・快進撃）にてドイツ軍を撃退。, ブルガリアは中央同盟国のなかで最初に休戦協定（1918年9月29日のテッサロニキ休戦協定）に調印し、1918年10月30日にはオスマン帝国が降伏してムドロス休戦協定へ調印。, そして11月4日、オーストリア＝ハンガリー帝国がヴィラ・ジュスティ休戦協定を締結。, 同盟関係にあった国々が敗退し、国内ではドイツ革命が起こり、軍隊もこれ以上の戦闘を行うには限界の状態となったこともあり、11月9日にヴィルヘルム2世が退位したドイツは、1918年11月11日、連合国側と休戦協定に調印して、ここに第一次世界大戦が終わりを迎えたのです。, 第一次世界大戦は、政治、文化、経済、社会における、世界情勢の著しい転換点だったと言えるでしょう。, 第一次世界大戦およびその余波は、終戦後すぐに起こった数々の革命運動や暴動の火付け役となっていったのです。, また、四大列強（イギリス、フランス、アメリカおよびイタリア）は、敗戦国に数々の条件を課し、1919年のパリ講和会議にて採択された一連の条約にそれらを盛り込みました。, そして、最終的に第一次世界大戦の結果として、オーストリア＝ハンガリー帝国、ドイツ帝国、オスマン帝国、ロシア帝国は崩壊し、多くの新国家が誕生しました。, しかし、連合国側の決定的勝利にもかかわらず、また、パリ講和会議の結論として今後の戦争を未然に防ぐ目的で「国際連盟」が発足したにも関わらず、それからたった20年後には第二次世界大戦が勃発することになりました。, 第一次世界大戦について、その流れを大まかに見てきたところで、ここからは原因、大戦における主要プレーヤー、そして死傷者（死者および負傷者）の数をまとめていきたいと思います。, 第一次世界大戦が引き起こされる原因を深く掘り下げていくと、開始以前のヨーロッパにおける国際関係や歴史などが関わっていることが分かりますが、その直接的なきっかけは、, フランス、ロシア、イギリスを中心として、ベルギー、ギリシア、イタリア、モンテネグロ、ポルトガル、ルーマニア、セルビア、日本、米国など。, ※当初、イタリアは三国同盟を結んでドイツ側についていたが、防衛的な同盟関係であったのにも関わらずオーストリア＝ハンガリーが違反して侵略に出たため、後に連合国側に参加した, ※米国は中立を宣言していたが、自国の商船がドイツの潜水艦に攻撃されたことにより参戦した, ドイツ、オーストリア＝ハンガリー帝国、イタリアを中心として、ブルガリア、オスマン帝国など。, 第一次世界大戦は、その後の国際情勢を決定する非常に大きなインパクトを国際社会に残しました。, そして、20年ほどしてから起きてしまった第二次世界大戦と合わせ、戦争の悲惨さを表す教訓として、人間の歴史に刻まれています。, 当サイトは当サイトのメイン管理人である「ハリマン」が、内向きになりつつある日本人をもう少しだけ外向きにしたいという思いで運営しています。 さらに詳しくは下のホームボタンをクリックしてください。. イタリアの歴史とは、地中海につき出した半島の歴史である。古代にローマ帝国が地中海を支配したが、ローマ帝国の滅亡後には1500年にわたり分裂状態が続いた。 イタリアの多様性は「千のイタリア(Mille Italia)」と呼ばれ、単純化することはできない。ただ、わかりやすさのために、北部(経済的に栄えた地域)・中部(ローマ教皇のいる地)・南部(地中海情勢を反映)に分けたい。 北イタリアは貿易で栄え、ルネサンスをうんだ。1500年の分裂状態を解消したのも、北イタリアのサルデーニャ王国である。 … 【世界史】アメリカ独立戦争. 281 0 クルミ 【世界史A】アヘン戦争~日清戦争. 共通テスト世界史Bの通史を10分でわかりやすく理解する記事の目次です Histraceの世界史B・通史解説の記事一覧です！ この記事で、ただの受験世界史（History）だけではなく、世界の物語（story）をたどって（trace）欲しいです 10分でわかる共通テスト世界史Bの流れ！Index（画像リンク） 1. 参考文献. 世界史Aまとめ（2） 738 5 えっさ. 倭国は唐・ … 史上最大の戦争「第二次世界大戦」。 その始期については、 1931 年の満州事変、 1936 年のスペイン内乱、 1937 年の日中戦争勃発とする立場もあるので、日本史を学ぶ上ではやや注意を要します。 ただ、日中戦争はあくまでも後から第二次世界大戦に飲み込まれたと考える立場が一般的です。 Amazonで克美, 平川の株式会社の世界史: 「病理」と「戦争」の500年。アマゾンならポイント還元本が多数。克美, 平川作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また株式会社の世界史: 「病理」と「戦争」の500年もアマゾン配送商品なら通常配送無料。 さらに、両国ともに「核保有国」なので、戦争は、世界全体からみても、大きなリスクになっています。 年代としては、1950年〜現在にかけてです。 以下、 インド連邦 / パキスタンの分離 「カシミール地方」をめぐる争い; 東パキスタン → バングラデシュの独立; のポイントにそって、みていきます。 インド連邦 / パキスタンの分離. このノートについて こもつな . 世界史に出て来る主要な条約を一覧にまとめました。 とにかくたくさんあるので覚えるのが大変です。このリストを利用して、重要な部分を抜き出して、自分で新たにリストを作って覚えていくのがベストではないでしょうか。 285. 今回は世界史のまとめの22ピース目、1929年～1945年の世界を扱います。 未曾有（みぞう）の死者を出した大戦争後の「後始末」が進められ、特にアメリカとソ連がその中心に立ちました。 しかし、敗戦国の「復讐… 27 みんなの世界史. 206. 1: 2018/06/28(木)15:19:17 id:psq ワイ「これは晋・・・・いや清や！」 中国史「秦やで」 ワイ「あああああああああああああああああああああああああああああああ！ 世界史Aまとめ（3） 619 2 えっさ. 「ヨーロッパの歴史 - 世界史年表」ではヨーロッパの歴史を年代、時代別に分かりやすく分類しています。中学、高校、大学生の勉強から受験、大人の教養などの学習にご利用できます . 世界史と地理（世界史×地理） 【3】世界史のまとめ × SDGs（世界史×未来） 【4】"世界史のなかの" 日本史のまとめ（世界史×日本史） 【5】世界史の教科書を最初から最後まで（世界史×教科書）ほか * Title Photo by Ian Macharia on Unsplash © 2020 りきぞうブログ All rights reserved. 2020.03.15 [世界史]古代ローマの歴史 ① ─ 共和政・ポエニ戦争・内乱の1世紀. コメント コメントはまだありません。 ログインするとコメントすることができます。 おすすめノート 【世界史A】ピューリタン革命〜産業革新. 24. 0. カーター大統領が調停: 1987年: 中距離核戦力（inf)全廃条約: 1993年: パレスチナ暫定自治協定. ヨコの問題対策センター世界史重要年表はこちら. 世界史Aまとめ（1） 1260 10 えっさ. 七年戦争. 1880年代のトルコ・ギリシャ オリエント急行開通. Amazonで板谷 敏彦の金融の世界史: バブルと戦争と株式市場 (新潮選書)。アマゾンならポイント還元本が多数。板谷 敏彦作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また金融の世界史: バブルと戦争と株式市場 (新潮選書)もアマゾン配送商品なら通常配送無料。 第一次世界大戦（World War I：WWI / WW1）は、1914年7月28日から1918年11月11まで続いた、ヨーロッパに端を発する世界的規模の戦争。 当時、「すべての戦争を終わらせるための戦争」と言われた第一次世界大戦でしたが、結果的にヨーロッパ人6000万人を含む7000千万人以上の軍人が動員され、人類史上で最大規模の戦争の一つとなりました。 この世界大戦には当時の世界におけるすべての経済大国が巻き込まれ、 の2つの … よければ、参考にしてみてください。 ② 帝政の成立 カエサル（出典：wiki） 共和政のゆらぎ 「シチリア島」を属州にしたローマ ─ 。 ホーム; まとめ(要約) 古代(紀元前～) 中世(476年～) 近世(1453年～) 近代(1789年～) 現代(1992年～) 各時代. ヴェトナム戦争の和平 ; ニクソン大統領が米軍の撤退を実現; 1979年: エジプト＝イスラエル平和条約. 【世界史A】アヘン戦争. まとめてみた 2020.3.24 エカチェリーナ2世について分かりやすくまとめてみた【啓蒙専制君主】 世界史 2020.3.26 ポーランド分割は3回だけじゃなかった！？【世界史の小話】 まとめてみた 2020.3.23 現在のイタリアのナポリ近郊に存在した古代都市「ポンペイ」は、79年にヴェスヴィオ火山の噴火に襲われ、最後の日を迎えました。歴史的に貴重なこの古代都市について詳しく見ていきましょう。 イタリアのナポリ湾の近くにあるヴェスヴィオ火... ビキニ環礁について見ていきましょう。原子爆実験や水爆実験が度々行われて放射能に汚染された結果、現在、人間は定住できないとされている島々です。 第二次世界大戦後、アメリカとソ連を中心に多くの核実験が行われた核兵器開発競争が本格化... 内陸国について詳しく見ていきましょう。二重内陸国も含めた詳しい定義の確認から、国土を軸にした世界最大の内陸国トップ10などを紹介していきます。 世界には200近くもの国があり、ほとんどの国が海に面しています。一方で、世界の国々... 百年戦争（100年戦争）と呼ばれるジャンヌダルクが活躍したことでも有名な、中世ヨーロッパの戦争についてわかりやすくまとめていきます。 百年戦争または100年戦争と表記される中世ヨーロッパに起きた戦争は、100年を超える非常に長... 独裁国家の一覧として、トルクメニスタン、ベラルーシ、北朝鮮など20ヵ国をまとめて紹介していきます。それぞれの国に関する基本情報や、独裁体制とされる理由などを見ていきましょう。 日本が承認している国が世界には196ヵ国（2018... 十字軍とは何だったのでしょうか？イスラムとキリスト教の関わりに大きな影響を与えた歴史的出来事である、十字軍遠征について見ていきましょう。 イスラム諸国とキリスト教諸国の関係を見ていくにあたっては、歴史上に起きた一つの運動を知っ... ※三国同盟は当初、防衛的な同盟関係であったのにも関わらずオーストリア＝ハンガリーが違反して侵略に出たため、イタリアは同盟国として参戦することを渋り、後に連合国側に参加した, 日本が中国および太平洋地域におけるドイツ領を狙って、三国協商側（連合国側）についた, （1914年9月：ベルギーを突破したドイツ軍をフランス軍がマルヌ河畔で食い止めた第一次世界大戦中の戦い）, オーストリア＝ハンガリー帝国、ドイツ帝国、オスマン帝国、ロシア帝国は崩壊し、多くの新国家が誕生しました, オーストリア＝ハンガリー帝国のフランツ・フェルディナント大公がボスニア系セルビア人のガヴリロ・プリンツィプによって暗殺された, セルビアのテロリズム志向の民族主義秘密結社「黒手組」と結びつきのあるガヴリロ・プリンツィプが、オーストリア＝ハンガリーのフランツ・フェルディナント大公を暗殺, ドイツがベルギーに侵攻。米国のウッドロウ・ウィルソン大統領が米国の中立を宣言。ベルギーがドイツに宣戦布告。, ドイツのUボートが英国の客船ルシタニア号を撃沈。アメリカ人128人を含む1,198人が死亡, 米国がツィンメルマンの電報を傍受し公表。また3隻の米国商船がUボートによって撃沈されたことを理由にドイツに宣戦布告, ロシアがブレスト＝リトフスク条約に調印し、中央同盟国との間の戦闘を終結して戦争から撤退.
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