Copyright © 2019-2020 ロンドンアートめぐり All Rights Reserved. 福島を代表する観光名所や福島の見どころまとめ、福島旅の中でしか出会えない福島の魅力をお楽しみください。磐梯山、五色沼、猪苗代湖など人気スポットの観光情報をご紹介!人気スポットに近いおすすめレストラン(朝食、ランチ、ディナー)や人気ホテル・旅館情報が満載。 イギリス > イギリス旅行する人が「見逃してはいけない」観光スポット20選, 歴史と伝統の国イギリスには世界的に人気のあるロンドンを始め、多くの魅力ある街や史跡があります。ロンドンの活気あるストリートや観光名所を巡るだけでも十分イギリスの魅力を満喫出来ますが、時間に余裕がある人や、リピーターの人は郊外や地方都市へ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。活気にあふれるロンドンとは違ったのんびりとしたイギリスらしい雰囲気に包まれて、美しい田園風景や史跡を巡るのもオススメです。ロンドン市内だけでなく、ロンドンからちょっと足を伸ばしても行く価値のある場所も含めてオススメの場所を紹介していきます。, ウインザー城やイートン校で有名なウインザーはロンドンの西約50キロメートルに位置する緑あふれる街並みが美しい街です。見どころはやはりウインザー城です。, エリザベス女王が週末をすごす別邸としても有名です。王室が所有するアスコット競馬場で王室主催のレースが開催される日には、女王がウインザー城から馬車に乗って競馬場に向かうこともあります。その日の競馬場は優雅な帽子をかぶった王室関係者の女性が多数列席し華やかな雰囲気につつまれます。, ウインザー城内ではレンブラントやルーベンスが描いた絵画などの王室コレクションを見学する事が出来、有名なメアリー王妃の人形の家も見ることが出来ます。またバッキンガム宮殿と同様に衛兵の交代も見られます。, ウインザーでのもう一つの見どころはイートン校です。イギリス王室のウィリアム、ハリー両王子も卒業した全寮制の名門校です。代々多数の王室関係者が入学し、過去19人の首相も輩出しています。学生は「ハウス」と呼ばれる寮に住み、学校には今も黒い燕尾服で通学しています。, 映画「炎のランナー」のロケ地でもありますが、今もその伝統を受け継いでいる名門校です。ウインザーへのアクセスはロンドンから電車で一時間弱、十分日帰り可能です。, オックスフォードはイングランド中部、ロンドンから西へ100キロメートルほどの所にあるオックスフォード大学があることで有名な学園都市です。, オックスフォード大学は現存する大学としては世界で3番目に古く、英語圏では最古の大学で、39あるカレッジの総称です。最も古いカレッジは1200年代の設立という長い歴史を持っています。世界中から優秀な学生が集まる大学として有名ですが、街のたたずまいも素晴らしく、緑豊かな学園都市らしい落ち着いた雰囲気が感じられる街です。, オックスフォード大学, by allispossible.org.uk, CC BY, オックスフォード最大のカレッジであるクライスト・チャーチはハリー・ポッターで有名ですが、グレート・ホールと呼ばれる食堂は現在も学生達に使われています。昼食時以外は見学が可能です。また、カレッジの寮に空き部屋がある場合は宿泊も可能なシステムがあります。, クライスト・チャーチ, Oxford, by jimmyharris, CC BY, 一度泊まって学生気分を味わってみてはいかがでしょうか。夏期やクリスマス時期など学生が休暇の時期に部屋が取り易い様です。オックスフォードへのアクセスはロンドンから電車で一時間ほどです。, リヴァプール・マンチェスター共にイングランド北東部の中核都市で人口規模も両都市40数万人、工業都市として発展した歴史ある街です。リヴァプールはビートルズの生まれた街として有名です。メンバー4人ともリヴァプール出身です。市内にもジョン・レノンの生家が観光名所になっています。, リヴァプールの2大ランドマークとしてはリヴァプール大聖堂と中央図書館が挙げられます。どちらも驚くほど巨大な建造物です。大聖堂はイギリス随一の大きさを誇るネオゴシック様式のイギリス国教会の大聖堂です。石造りの威厳のある建築様式の建物にステンドグラスが美しくはめ込まれています。, 中央図書館も石造りの重厚な建築物ですが、中は重厚かつモダンな造りとなっています。蔵書は当然すべて英語の図書ですが、壁面が天井まで書物で埋め尽くされている様は圧巻です。どちらの施設も入場無料です。, マンチェスターもイギリスの産業革命を牽引した工業として知られています。リヴァプールと共にサッカーが盛んな地域で、マンチェスター・ユナイテッドのホームとして知られています。, マンチェスターの特徴として多様な博物館があることが挙げられます。主な物だけでもMuseum of Science & Industry(科学・産業博物館)、People’s History Museum(民衆歴史博物館)、National Football Museum(国立サッカー博物館)などがあります。特にサッカー好きにオススメなのがNational Football Museumです。サッカー発祥の地と言われるイギリスサッカーの、百数十年にわたる歴史が詳細に展示されており見応えがあります。, National Football Museum , by tatchie, CC BY, ロンドン~マンチェスター間は高速鉄道(ヴァージン・トレインズ)で2時間強です。両都市間は距離にして50キロメートル程度、電車で一時間弱で行けますので一緒に観光プランに組み込んではどうでしょうか。, 湖水地方はイングランド北西部の、無数の湖が点在する流麗な風景が堪能出来る地域です。古代氷河時代の痕跡が現在の起伏のある地形を生み出しています。この地域は国定公園に指定されており、イギリスで最も美しい自然風景と言われています。, 「ピーター・ラビット」の作者として有名なビアトリクス・ポターが過ごしたニア・ソーリーや詩人のワーズワースが晩年過ごしたグラスミアなど、多くの芸術家や文化人がこの地を創作の拠点としました。ニア・ソーリーにはポターの家が今もそのまま残されています。, 湖水地方の玄関口であるウィンダミア近郊にはポターの創作したキャラクターを展示している記念館「The World of Beatrix Potter Attraction」もあります。, The World of Beatrix Potter Attraction, by David Avoura King, CC BY-ND, ロンドンから少し離れていますが、多くの芸術家が愛した無数の湖が点在する雄大な自然の風景を楽しんでみるのはいかがでしょうか。ロンドンからは高速列車乗車で3時間程度で到着します。, ロンドンの南西に位置するソールズベリーは人口5万人ほどの歴史ある街です。紀元前1000年以上前から人が定住していたと言われています。市街では1200年代に建てられた大聖堂が目を引きます。, 現在の街の規模と比較してもひときわ大きく、イギリス一高いと言われる尖塔を有するその姿は往時の街の繁栄が偲ばれます。大聖堂には現代憲法の起源と言われるマグナ・カルタの原本が展示されています。, 市内から15キロメートルほど離れた場所には、有名なストーン・ヘンジがあります。巨大な直立した石が環状に配置されたその姿は神々しいほどです。4000年以上前に祭礼のために造られたと言われています(諸説あります)。併設されたビジターセンターでは四季折々のストーン・ヘンジの表情を映像で見ることが出来ます。, 季節によってその表情を変えるストーン・ヘンジはいつ訪れても旅行者を魅了します。ロンドンからソールズベリーまでは電車で一時間半程度で行くことが出来ます。, ブライトンはロンドンから100キロメートルほど南に位置する人口15万人程度の街です。古くは漁村として栄えた街ですが、イギリスの発展と共にリゾート地として発展しました。夏は海水浴の出来るビーチがあり、ロンドンからの観光客でにぎわいます。ブライトンのランドマークとしては19世紀のイギリス王ジョージ4世が建てたロイヤル・パビリオンがあります。, またビーチには1800年代に建設された美しい桟橋(ブライトン・ピア)があります。元々は客専用の桟橋でしたが、現在は桟橋の上にレトロな感じの遊園地が造られています。夕暮れ時は赤く染まった夕焼けの空に桟橋が映え、また夜にはライトアップが木造りの桟橋を照らします。ブライトンでは外せない観光スポットです。, ブライトンは文化・芸術の街としても有名で、小劇場や毎年5月に開催されるブライトン・フェスティバルなど見どころの多い街です。ロンドンからは電車で1時間半程度で行けます。ロンドンとは違ったイギリスの一面を見ることが出来るオススメのスポットです。, エディンバラはスコットランドの首都で、人口40数万人の中世のたたずまいを色濃く残した美しい街です。旧市街には石造りの建物が建ち並び、石畳の道が今でも使われています。その美しい街並みはユネスコの世界遺産にも登録されているほどです。, 見どころとしてはなんといってもエディンバラ城です。断崖の上に建てられたその荘厳な姿は街のどこからでも見上げる事が出来、エディンバラのランドマークと言っても良いでしょう。市内で道に迷った時はエディンバラ城を目印にすると目的地までたどり着けます。, Edinburgh Castle, by The Consortium, CC BY-SA, お城の内部も有料ですが見学できます。冬期は入場が4時まで、それ以外の時期は5時までで、いつも混雑しているので午前中の見学がオススメです。ロンドンからのアクセスは高速列車で5時間程度、飛行機で一時間半程度です。, カーディフはロンドン西部に位置するウェールズの首都で人口30万人ほどの街です。古代ケルト文明の影響を受けロンドンがあるイングランドとは若干文化が異なる地域です。, Cardiff Castle, by amateur photography by michel, CC BY, 古代ローマ人が1世紀に建立したのが起源と言われるカーディフ城は石造りの重厚な外観で、歴史を感じさせるお城です。幽霊伝説があるお城で、カーディフ城を巡るゴースト(幽霊)ツアーも開催されています。, 1800年代に開かれたカーディフ・セントラルマーケットは魚や野菜などの食品他に小物や本、文具などの小規模な店舗が並ぶインドアマーケットです。観光客向けのお店とは違ったウェールズの日常が垣間見られる市場です。ロンドンからは特急電車で約2時間の距離ですが、ロンドンのあるイングランドとは異なる文化を味わってみてはいかがでしょうか。, Cardiff Market, by potamos.photography, CC BY-ND, 赤い制服を着た衛兵の交代式でおなじみの、ロンドンで最も有名な観光名所の一つです。1700年代初頭に現在の場所にバッキンガム公の邸宅として立てられたお屋敷が起源で、その後改築を重ね現在の姿になっています。現在はエリザベス女王の公邸兼職場として使われています。, 宮殿の内部は女王が避暑地のスコットランドに滞在されている8月と9月に毎年一般公開されており、美しい庭園や豪華絢爛な王室の財宝を見学する事が出来ます。衛兵の交代式は5月から7月までは毎日、その他の月は1日おきに行われます。, また、併設されているQueen’s Gallery(クイーンズギャラリー)では王室公式グッズが購入できます。クイーンズギャラリーだけなら入場無料なので訪問記念のお土産購入にオススメです。アクセスは地下鉄ビクトリア駅(Victoria Station)から徒歩5分ほどです。, テムズ川沿いに位置するウェストミンスター宮殿はゴシック様式の荘厳な外観が特徴的なロンドンを代表するランドマークです。ビック・ベンを有するエリザベスタワーも宮殿の一部です。現在は英国議会が議場として使用しています。, その外観はスパイ映画「007」シリーズなど多くの映画にも登場するので一度は目にしたことがあるはずです。夜間のテムズ川に映える、ライトアップされた幅約265mにわたる宮殿は必見です。公式サイトから事前に予約すれば土曜日にオーディオツアーなどで見学する事が出来ます。, 宮殿の後ろには数々の戴冠式が行われ、悲劇のプリンセス・ダイアナの葬儀も行われたウェストミンスター寺院があります。こちらも一部の期間を除き内部を見学出来るのでウェストミンスター宮殿と一緒に回ってみてはどうでしょうか。両施設とも世界遺産に登録されています。アクセスは地下鉄のウェストミンスター駅を降りてすぐです。, ビッグベンはロンドン観光では外せないスポットです。国会議事堂として使われているウェストミンスター寺院の一部で、現在はエリザベスタワーとも言われている塔です。塔に設置されている時計は直径7メートル、長針は4.2メートルもあります。巨大な時計ですが、調整は1ペンス硬貨をおもりに乗せて行っているのは有名な話です。, 毎日正午には日本でもおなじみのメロディーで鐘の音が響きます。夜には時計台がライトアップされ昼間とは違った表情が見られますので夜の訪問もオススメです。, 近くにはロンドン・アイなどの観光名所もあるので一緒に観光されてはどうでしょうか。アクセスは地下鉄Westminster駅から徒歩で3分ほどです。, ロンドンの中心部に位置するロンドン随一の繁華街です。リージェント・ストリートやコヴェントリー・ストリートなどの主要道路がこの地点で合流しています。ちなみに、ピカデリー・サーカスのサーカスとはいくつかの通りの合流点がある広場の事を言います。有名なエロスの像も広場の中心にあります。, イギリスにはめずらしく、電光掲示板が数多く設置されているきらびやかな場所です。観光客だけでなく地元の若者もショッピングに訪れます。百貨店やブティック、小劇場などが立ち並び中華街も近くにあります。付近には日本でも有名なバーバリーやアクアスキュータムなどイギリスを代表するブランドの旗艦店もあります。, トム・クルーズ主演のミッション・インポッシブルなど多くの有名な映画のロケ地にもなっているので一度は見たことがあるのではないでしょうか。イギリス旅行のお土産も一通りこの周辺でそろうのでショッピングにオススメのエリアです。アクセスは地下鉄Piccadilly Circus駅を降りてすぐです。, 先の大戦時にイギリスを勝利に導き名宰相と謳われた「ウインストン・チャーチル」の戦時中の執務室です。ドイツからの空襲を避けるため地下室になっています。戦後しばらく閉鎖されていましたが、1984年に公開され、2005年にチャーチルに関する資料を展示する部屋を併設して今に至ります。, イギリスの運命が決まったとも言える場所ですが、当時の設備がそのまま残っているのが特徴で壁に貼られた古い地図や今は見なくなった懐かしい黒電話などがそのまま展示されています。閣議用のテーブルや地下で働く人のリアルな蝋人形も展示してあります。欧米人の訪問者が多いですが、ビック・ベンやウェストミンスター寺院からも近いので歴史に興味がある方は観光の途中にのぞいてみてはどうでしょうか。, アクセスは地下鉄Westminster駅から歩いて7分ほどです。入り口は小さくて分かりにくいですが、黒いコンクリート造りの入り口の上に「CHURCHILL WAR ROOMS」と書いてありますのでそれを目印にして下さい。, German Enigma Machine, by Andrew and Annemarie, CC BY-SA, 大英博物館は、ロンドン観光には外せない博物館です。1700年代に医師のサー・ハンス・スローンが個人的収集品を展示したのが大英博物館の始まりです。その後大英帝国が隆盛を誇った時代に世界中から貴重な品を収集し現在に至っています。所蔵品は数百万におよびますが展示されているのはその極一部の数十万点ほどです。入場は無料ですが、一部の企画展やワークショップなどは事前予約が必要で有料となります。, 歴史の教科書に載っている様な品々が数多く展示されています。最も有名なのはエジプトで発見されたロゼッタストーンでしょう。他にもエジプトのミイラや世界各国から収集し美術品など見どころがたくさんあります。館内は広く、ジックリと見て回るととても一日では回れないので事前に見たいエリアを絞って行くのがオススメです。アクセスは地下鉄Holborn 駅から徒歩7~8分です。, イギリスのミレニアムプロジェクトの一環として1999年に建てられたのが、直径135メートルを誇る大観覧車「ロンドン・アイ」です。カプセルが上部に来るタイミングではロンドンの街が一望出来ます。この観覧車は乗車カプセルがホイールの外側についており、外を見るのに遮る物がないので視界が良好です。, 近くにアイススケート場も併設されており、用具の貸し出しもあるので旅の思い出に一滑りいかがでしょうか。ロンドンは市内に何カ所かアイススケート場がありますが、ここはロンドン・アイを下から見上げるロケーションで、夜のライトアップされた時間帯は観覧車がしたからとても綺麗に見えます。, London Eye at Night, by William Hook, CC BY-SA, また、公式サイトから予約すれば友達や家族でカプセルを貸し切って素晴らしい眺めを楽しむことが出来ます。通常は夜9時までの営業ですが、時期によっては営業時間が変更されたり、休業の場合もあるので事前に確認が必要です。アクセスは地下鉄Waterloo駅から徒歩5分ほどです。, ハイド・パークはロンドンに8つある王立公園の内の一つです。1.4 km²の広さを誇り、ニューヨークのセントラルパークと同じ長方形の都市型公園です。, 公園では季節によって色々な催しが開催されています。冬期には公園内にアイススケートリンクやクリスマスマーケット、年によってはサーカスなどが催行されます。夏には地元の人たちが芝生の上で日光浴をしている姿を見ることが出来ます。, いつ訪れてもロンドンの四季を感じる事が出来る緑あふれる公園です。ロンドン観光に疲れたらしばし公園で休憩してみてはいかがでしょうか。公園は朝5時からオープンしているので朝の散歩にもオススメです。広い公園なのでHyde Park Corner 駅やKnightsbridge 駅など複数の駅から行くことが出来ます。, ケンジントン宮殿はハイド・パークに隣接するケンジントン・パークに17世紀に建てられた宮殿です。現在でもイギリス王室の一員であるマイケル王子夫妻などが居住しています。宮殿の内部は一部が見学可能で、ダイアナ妃やマーガレット王女が着ていた華やかなドレスの数々を見学する事が出来ます。 海外の人気観光地のひとつに挙げられるイギリス。老若男女が「一度は行きたい!」と思う国ではないでしょうか。イギリスと聞いて思い浮かぶのは兵隊やビックベン、アフタヌーンティー?今回は定番から少しマイナーな所までしっかりと観光スポットを紹介していきます。 トップ > ロンドンには、有名観光地であるセント・ポール大聖堂、ウエストミンスター寺院の影に隠れ、あまり知られずにひっそりと存在する大聖堂がある。テムズ川の南岸、ロンドン・ブリッジ駅とバラ・マーケットから徒歩数分のサザーク大聖堂だ。, このサザーク大聖堂、他の2つの聖堂に比べると内装や設備は地味なのだが、ロンドン中心部にありながら無料で入場でき、一見の価値がある美しいステンドグラスやチャペルを持っている。この記事ではこの大聖堂の見どころを紹介していきたい。, サザーク大聖堂(Southwark Cathedral、これでサザークと読む)の前身である教会が最初に文献に登場したのは1086年だという。, 現在のゴシック様式の建物は、13〜15世紀に再建されたものだ。「大聖堂」の称号が与えられたのは1905年と、割と最近だ。, 中は広々とした作り。晴れた日にはステンドグラスから日光が差し込み、とても美しい空間となる。, 右の翼廊には1897年作の立派なパイプオルガンが設置されている。周囲の壁にはロンドンの消防署の旗が飾られる。, 正面のメイン祭壇は、聖人とキリスト、マリアの彫像が並ぶ見事なもので、聖堂内で一番の見どころだ。かなりの高さがあり、奥の空間との間仕切りの役目も果たしている。, 上段中央には座るキリストとキリストに王冠を被せる四大天使、下段中央には幼いキリストを抱えるマリアの姿がある。聖人一人ひとりの衣装や微妙な表情の違い、頭上の天蓋まで精密に表現されている。オリジナルは1520年に制作されたというが、現在見られるのは後世に修復されたものだ。, この祭壇がある聖歌隊の椅子にはこんなメモが。Doorkins Magnificatという名前の12歳の猫がこの聖堂にいるという。, Magnificat(マニフィカト、ラテン語)とは、キリスト教聖歌の1つ。catというスペルが入っていることからこの名前がつけられたに違いない。, 眠るのが好きだから邪魔しないでね、と書いてあるが、この紙があったところにはいなかったので、「どこにいるのかな」と思いつつ見学を続けていたら……, 眠いのか身じろぎ1つしない。写真はウェルカムらしいので、お昼寝の邪魔をしないように撮らせてもらった。Twitterに載せるのも大歓迎らしい。, 聖堂内では、数多くの聖職者や著名人の墓や棺を見ることができる。中世以降、位の高い人々の間では棺の上に死者の彫像を乗せるのが慣例であった。, 14世紀に宮廷詩人として活躍したジョン・ガワーの墓。極彩色でカラフルなデザインだ。枕にしているのは「叫ぶ者の声」「瞑想する者の鏡」などの彼の著作。, こちらはシェイクスピアの作品をテーマにしたステンドグラス。見やすいように写真では明度を調節しているが、この下側の暗いところにはシェイクスピアの彫像がある。, これがその彫像。シェイクスピアの墓がここにあるわけではないが、彼はこの聖堂の主教区に住み、活動していた。この聖堂ゆかりの著名人なのである。, 植物をペンに見立ててなにか考え込みながら書いている様子は、稀代の大劇作家の素朴な日常を思わせる。ちなみに、彼の弟の一人エドモンドはこの聖堂に埋葬されている。, 聖堂内を歩いていると、1つだけ異質な彫像が乗った棺を見つけた。表面はかなり劣化しているし、何よりガリガリの骸骨のような裸の彫像である。通常、こういう彫像は着衣で、健康的で綺麗な状態の人体で表される。このような様相は珍しい。, ラテン語の説明パネルに記載されていた、この人物の名前を帰ってから検索してみた。今は便利な情報源があるもので、英国議会と歴史家が運営しているサイトに、この人物トーマス・キュアの情報が載っていた。, 16世紀に生きていたこの男性は、女王の馬具職人として仕えていたという。後に国会議員の地位まで手に入れたというから、優秀な人物であったようだ。遺書に「やせ細った体」を自分の母親の隣に埋めてほしいと書いていたらしい。その遺書を汲んで、このような彫像になったのかもしれない。, 彼の遺産は家族だけでなく、学校を建設するための土地の購入や、病院や刑務所、その他貧しい人々のためにも使われた。聖堂に祀られるのに相応しい、聖人のような人物であったのだろう。, メイン祭壇の奥の空間には、4つのチャペルが並んでいる。スペースも小さく豪華ではないものの、どれも美しいステンドグラスを持っており、見ごたえがある。, この小部屋のスペースは、アメリカのハーバード大学の創設者、ジョン・ハーバードを記念するチャペル。彼は1607年の誕生の際、この聖堂で洗礼を受けた。, 奥の鮮やかな青が映えるステンドグラスは、米国大使が1905年に寄付したものだという。, 聖堂内では美しいステンドグラスが数多く見られるが、スタイルや年代はばらばらで、なかなかバラエティに富んでいる。ステンドグラスを通して、この聖堂と人々の信仰の長い歴史を感じることができる。, こちらは1922年に亡くなった職人を記念して奉納されたもの。背景の万華鏡のような図形的表現は新鮮だ。, これが聖堂内で一番新しいステンドグラスで、2012年の作。差し込む日光によって、ポップな色合いと造形がよく目立つ。コンテンポラリーアートは、実はステンドグラスと相性がいいのかもしれない。, 結構モダンなステンドグラスがあるんだな、と思いながら歩いていると、これまたコンテンポラリーぽい彫刻を発見。説明は特になかったが、なんだか座敷わらしのような存在感である。, この変な顔は何だろう……と思っていたら、昔の天井彫刻であるらしい。1469年、天井が崩れてしまったことがあったそうで、その時に落ちてきた装飾だという。, この顔はイスカリオテのユダ(キリストを裏切った弟子)を食べる悪魔だということで、確かに口元を見るとユダの下半身を加えている。, 中庭から聖堂の建物を見るとこんな感じ。特段なにかある庭ではないが、ロンドン中心部だというのに、とてもゆったりした時間が流れている、世間から隔離されたような場所だ。, 豪華絢爛できらびやかなセント・ポールやウエストミンスターと比べて注目度の低い聖堂だが、その分空いている。時間があったら、ぜひ訪れてみてほしいマイナー観光地の1つだ。. テセウスの船 最終話 動画, 阪神 山脇 コネ, 東山 高校サッカー 成績, ミスミソウ 小説 ネタバレ, サッカー選手 日本と 海外の違い, Gto 菊池風磨 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