2 環境構成について (1) 環境構成とは 幼稚園教育は「環境を通して行う教育」が基本で ある。環境とは,物的環境,人的環境(教師や友達, 身の回りの様々な人),自然的環境(天候や自然物, 時間や空間)など様々なものをいう(図2) 。環境を お茶の水女子大学の教授として、また認定こども園の園長として、保育の第一線で活躍されている宮里暁美先生。保育所保育指針の改定後、環境設定や子ども主体の保育など、現場での実践で課題を感じている方も多いと思います。その点について、今一番お話を伺いたい人ではないでしょうか。 今回アンケート調査にご協力いただいたのは、主に保育の現場で働く100人の読者の皆さま。まずは保育室の壁面装飾について、必要性を感じているかを伺ってみました。すると壁面制作が「必要」と回答したのは全体の48%。一方で「不要」と回答したのは32%、「どちらとも言えない」が20%でした。 保育園や幼稚園ではお馴染みの壁面制作、半数近くの方は必要性を認めているものの、意外と多くの保育士さんや幼稚園教 … 3.5 5.衛生面で問題ない【掃除がしやすい】. ②環境構成とは 環境構成を行うとは、事前の計画をするということである。環境構成の記録について考える 前に、環境構成の計画の意味するものについてまとめてみたい。 「幼児は日々成長し変化していく … 環境構成とは、子どもたちが自発的に周囲の環境と関わり、成長や発達を育めるような環境を保育士さんが考えることです。. (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 環境とは子供を取り巻くすべてのものを指しており、子供達は環境によって成長をしていくという考えです。, もちろん、園によって環境構成が変わりますが、保育士の先生たちが適当にするのではなく、子供にとって最善な環境構成を作りましょう。, この5つを子供たちにとって最善に整えることにより「子供たちが健やかに成長をしていける」という考えのものです。, 人的とは「人」のことで、保育園にいる保育士の先生たち、お友達や違う年齢の子供達、地域の人たちのことです。, 特に子供にとっては影響力がありますので、先生たちも常日頃から意識をしておくべき環境なのです。, 年齢にあった適切なおもちゃが用意をされているか、子供達が思い切り体を動かせているかという点は大事ですね。, 他にも室内の環境にも配慮が必要で「採光・換気・温度・湿度」なども意識していく必要があります。, 乳児ならば、外の世界の絵本を読んでもらうだけでも十分伝わりますし、実際に乗る機会があればよいですね。, 4歳のクラスの時に、とにかくうるさく、走り回る子供が多かったので、思い切って室内を区切ってみました。, 室内を大胆に区切ったことで「走れなくなった」「隠れる場所ができた」という点ができたため子供たちが変わったのです。, 家具の角はおおわれているか、段差はないか、ドアの開閉は安全か、落下物はないか、重たいものはないか、はさみやカッターなどは子供の手が届くところにないか。, 最近は環境保育と言う言葉もあり、子供達が集中をして遊べるようにあえて死角をつくるようなこともあります。, 保育の生活の導線が邪魔にならない、そして、子供達がゆっくり、落ち着いて遊べる環境があることは大事ですね。, 例えば、おもちゃが置いてあるところに絵カードが置いてある、文字で片づけるものは書かれているなどです。, 整理整頓は子供達にとって大事なポイントですので、先生たちも意識をしておきましょう。, 保育の環境は平面ではなく、立体で考える必要がありますので、室内の上の部分や明かりなども考えましょう。, 消毒ができるか、衛生的に問題がないか、先生たちも部屋を常にきれいにできるかと点を考えて環境を作りましょう。, 消毒、毎日の掃除、ホコリが溜まらないなど日ごろからすぐにきれいにできる環境を整えておきたいですね。, 例えば「時間に余裕を持つこと」「子供とゆったりと関わる時間を持つこと」「先生が常に仕事に追われていないこと」などです。, 事務仕事などで忙しくなるのはわかりますが、時間を意識して、落ち着いて関わりをもちましょう。, おもちゃを出すことが楽しい時期に、おもちゃを自由に出せるようにしても意味がありませんので、そこは気をつけましょう。, しかし、それ以降は忙しくなり整えられない時もでてきますが、子供達のためにも時間を作ってください。, 可能であれば1ヶ月に1回、難しくても3か月に1回は環境を見直す機会を持つと良いでしょう。, 私も保育で環境を意識して行ってきましたが、子供達は室内の環境1つでも成長が大きくかわるという印象です。, 例えば、子供達が騒いでうるさい悩みがあるならば、室内に区切りをつくって、落ち着いてあそべる環境にしてみると変化でます。, 環境を整えるだけで「子供に変化」が出る点は大きな魅力ですので、日ごろから意識をしましょう。, ・2児の父で現在はサラリーマン(営業)をしながら副業でブログやライターなどの仕事をしてます。, 関西に住んでいる二人の子供がいるお父さんです。趣味はフットサルとランニング。キャンプに挑戦したいなとおもっています。。, ブログの複数運営やWEB関係コンサルや個別相談、WEBマーケ。個別のブログ運用コンサルも実践中。, 保育士の情報、赤ちゃん、子育て、育児、教育など幅広い「子供」を中心とした情報を発信中です!, 「時間に余裕を持つこと」「子供とゆったりと関わる時間を持つこと」「先生が常に仕事に追われていないこと」, 保育士になりたくない新卒におすすめする就職先【資格を活かす職場】 | 保育士ライフ, 男性保育士は結婚相手はどんな人?恋愛する?【彼氏にするメリット】 | 保育士ライフ. 幼稚園、保育園における「壁面装飾」は、保育. 保育の環境には、保育士等や子どもなどの人的環境、施設や遊具などの物的環境、更には自然や社会の事象などがある。. 環境構成の捉え方や書き方を知っておくことで、実習日誌や入職後の指導案作成時にも役立つかもしれません。今回は、保育における環境構成の意味や配慮するポイント、戸外遊びや砂遊びなどシーン別の書き方の例を紹介します。, 環境構成とは、子どもたちが自発的に周囲の環境と関わり、成長や発達を育めるような環境を保育士さんが考えることです。, 保育の環境には、保育士等や子どもなどの人的環境、施設や遊具などの物的環境、更には自然や社会の事象などがある。保育所は、こうした人、物、場などの環境が相互に関連し合い、子どもの生活が豊かなものとなるよう、次の事項に留意しつつ、計画的に環境を構成し、工夫して保育しなければならない。, つまり、環境構成とは園内の人や物、場所が与える影響を考えて、子どもたちの園生活がより充実したものになるような環境にしていく、という意味といえるでしょう。, また、文部科学省「幼稚園教育要領解説」の資料にも、「環境を通して行う教育」として、子どもが興味や関心をもって環境に取り組めるようにすることで、ふさわしい関わり方を身につけるようにする教育と説明しています。, このように、保育園や幼稚園における環境構成では、子どもたちが興味や関心を持って取り組めるような環境づくりを行うことが大切です。, 環境構成の概要や意味がわかったところで、意識するポイントやシーン別の考え方について見ていきましょう。, 子どもたちが自主的性に園の環境に関わっていけるように、環境構成を考えるときに配慮するで意識すべきポイントを具体的に紹介します。, 保育園や幼稚園では、製作や園庭遊びなど屋内外問わずにさまざまな活動を行っています。, 環境構成は必要な道具や場所、前もって行う準備などを考える必要があります。 幼児教育は環境を通して行うものであるため、. ごっこ遊びとは、子どもの成長とともに現れる遊びです。保育園や幼稚園でも、おもちゃなどを使いながら、ごっこ遊びを楽しむ子どももいるのではないでしょうか。その中で、ごっこ遊びはいつから何歳まで行うものか気 環境構成とは、保育者が事前に整えておくべき環境のことを指します。 人的環境と援助との違いが最初はわかりにくいと思いますが、とりあえず、物的な環境はすべてここに書きましょう。 子供の活動にあたってどんな準備が必要か、また保育中にどんな風に環境を変えていかなければならないかを書いていきます。 保育では、環境を通して「ねらい」を達成するための活動を行います。 保育にとって、環境構成はとっても重要な … て、保育者との人間関係の形成に着目した研究(大 野,2000)はあるものの、保育者が移行期にどのよう なねらいをもって環境を構成し、子どもへの援助を 行ったのか、保育者に焦点をあてた研究は見られな … ベネッセの保育園 環境に関するページです。多くの自治体から依頼を受け、ベネッセでは公立保育園の運営受託や認可園を中心に、保育園や一時保育室を運営しています。よりよく生きる力(Benesse)の基礎を育み、「自分の子どもを預けたいと思える保育園」そんな園づくりを心がけています。 保育の環境は以下の4つで構成されています。 人的環境; 物的環境; 自然環境; 社会的環境; 1、人的環境とは. 乳幼児保育室の環境構成から保育を考える(3) ―クラスの環境構成時の実践知からクラス担任 士の共通理解を図る― 大 内 田 真 理 1.問題と目的 保育は環境を通して行うことを保育の基本原則とし、子どもの状況により様々に変化して 環境といっても、保育者や園舎、自然物、遊具など、枚挙にいとまがない。幼児期の 子どもにとって、心身の成長に沿った適切な環境の構成は必要不可欠であり、幼稚園 教諭や保育士といった保育者は、保育環境の奥の深さを知っている。 3 保育の環境構成の9つのポイント【保育士は意識して作ろう】. の保育を展開するにあたって,いわば抽象論としての領域「環境」に,どれほど具体性をもたせるか が重要である。 本研究では,領域「環境」をいくつかの視点に分けて,具体的な保育内容との関連からその意味と 意義を明らかにしていく。 3本論 環境の構成、保育者の援助 2018.8.16 【リレー最大の悩み】折り返しからトラックへの移行をスムーズにする2つのア… 子どもの姿・見取り 2019.4.10 hsp(hsc)の子どもへの具体的な配慮と接し方 実習生向 … の壁面を保育者や子どもの作品等で飾ることを. する。. 保育園での活動には、それぞれねらいにもとづいた環境構成が考えられています。 【環境構成の意味】 具体的なねらいや内容にふさわしいものとなるようにする。 幼児の生活する姿に即して,その時期にどのような経験を積み重ねることが必要かを明確にする。 人的環境といえば保育士になりますが、担任の保育士だけでなく、他の保育士や、保育士ではない職員との繋がりも大事になってきます。 意味する、保育界の用語として用いられている。. 少し前置きが長くなってしまいましたが、それでは、これから保育環境をデザインするうえでの大切となる保育思想、保育環境のデザイン、そして保育環境の共創という3つのことについて述べていきます。 て位置づけているのですが、保育者 間で遊びの質のとらえ方が共有され ていないタイプの園です。保育者間 の考え方のすり合わせができておら ず、環境構成や援助の手立ての個人 差が大きいといった問題が見られま す。 ふたつめは、「遊びは子どもの自 「壁面構成」や「壁面装飾」は、保育室内. な意味があるでしょう。 いま非認知能力に注目したい別の 理由として、昨今の課題である保育 者不足の状況があります。目に見え ない力や態度からなる非認知能力の 育成には、ある程度の経験に基づい た子ども理解や環境構成の力が欠か せません。 形表現活動に導く環境構成への視点の在り方を明ら かにしたい。 2.表現活動と環境構成 一般的に、「環境構成」というと、子どもが1日を 生活する場である保育室や園庭等に遊びの展開を促 す材料をどのように調えておくのかといった、生活 幼児教育・保育が無償化となり保育の質が問われているときに,全国の国立大学附属幼稚園で取り組んでき た「遊びを充実させる環境構成の工夫」に関する研究の成果を紹介することは,大変意味があることだと思い ます。 保育環境のデザイン. を調べることにより、保育環境における『壁面構成』の 現状を把握することを目的に事例調査を行った。 Ⅱ.用語の定義 『保育用語辞典』2)によると、『壁面構成』とは「壁面 にいろいろな情報を掲示し、意味の有る空間を構成する 「環境」という言葉には、さまざまな意味が含まれていますが、保育における「環境」の意味は保育所保育指針をみると、保育の環境には、保育士や子どもなどの人的環境、施設や遊具などの物的環境、さらには、自然や社会の事象などがある。とあり、子どもをとりまく全ての物事が環境につながっていることがわかります。保育をするうえで、環境を考えることは保育士としてなくてはならない重要なことと言えるでしょう。 保育所保育指針では、保育の環境について以下のように解説しています。. 虐待、保護者の疾病、貧困などの問題を抱える家庭環境では、情緒 の安定、愛着形成等が形成される保育所の役割が重要であり、特定の大人と の信頼関係を形成する担当制を重視すべき。 ば、さまざまな情報を提供するための掲示板や、. 環境構成に続いて、 対人援助の原則 の理論化を進めています。 今は研究成果をモデル研修によって保育者が活用しやすい理論へと 洗練しているところです。 「環境が子供を育てる」と言っても過言ではありませんが、保育士はどのような考えを持っておくべきでしょうか?. 保育者はこの「環境」のねらいを達成するために、子どもが主体的に遊べるように留意する必要 がある。そこで、できるかぎり子どもの考えや状態を理解し たうえで、環境を構成するとともに直 接的なかかわりをしたりしなくてはならない。 3.3 3.整理整頓や片付けがしやすい【目で見てわかる】. 子どもや保育者の作品で装飾された壁面を目に. 環境の構成、保育者の援助 2018.8.16 【リレー最大の悩み】折り返しからトラックへの移行をスムーズにする2つのア… ピアノ・音楽 2018.8.23 【声量200%up】子ども達の歌声が大きくならない意外な理由と対処法 環境の構成、保育者の援助 2019.12.18 運動遊びでは、跳び箱や室内用の鉄棒など可動遊具を利用して、全身を使った運動ができるよう工夫するとよいでしょう。, 今回は、実習時の日誌や指導案で書くことがある環境構成の概要や意味、配慮するポイント、シーン別の書き方について紹介しました。, 環境構成では子どもが興味や関心を持てるように、必要な道具や素材の準備、子どもの位置などに配慮することが大切になります。好奇心が刺激されることで子どもたちは自主的に園の活動に関わり、さまざまなことを経験を積むことができるでしょう。, 周囲の安全にも配慮しながら、子どもたちが充実した園生活が送れるような環境構成を考えられるとよいですね。, 身近な動植物、自然、また自然事象に興味や関心を持ち、それらとかかわりながら遊ぶことを楽しむ, 滑り台で遊ぶ際は、階段部分は安全か、スロープ部分はしっかり滑るかを確認後、子どもたち自身で楽しめるようにする, ブランコで遊ぶ際は、周辺地面に石などはないか、くぼみができていないか、イスと鎖はしっかり固定しているかを確認する, 鉄棒で遊ぶ際は、支柱にぐらつきはないか、ボルトは緩んでいないか、周辺地面に石などはないか、くぼみができていないかを確認する, 身近な動植物や自然事象に対する子どもたちの興味や発見を大切にし、それらの興味や発見が発展するように必要な環境を整える, さらさらの砂エリア、どろんこエリアなどスペースを分けて、感触の違いを楽しんだり遊びが広がったりするような工夫をする, さまざまな遊びができるよう、抜き型やバケツ、シャベルなど発達に応じた道具を準備する, 気温や日差しに注意し、適宜休憩を取ったり短時間にしたりするなど、活動時間に配慮する, 室内での運動遊びのなかで飛び降りる、ぶら下がる、登る、押す、引っ張るなど全身を使う遊びを楽しむ, 製作では、粘土で好きな形を作る、折り紙を折る、糊を付ける、ハサミの使い方を覚えるなど見通しを持って楽しむ, ごっこ遊び、創造、操作練習遊び、製作・お絵描き、絵本などのコーナーを区分けし、それぞれの環境を整える. 環境を工夫したか。 保育実践を幼児が主体的に遊ぶようになるために、「やってみよう!」と思うような環 境づくりの工夫と保育者の援助のあり方を探りながら分析した。 なお、上村( 2017)によると、保育経験によって環境構成をする際の視点が異なること 78 豊岡短期大学論集 第15号(2018) ― 2 ― ら、遊びを盛り上げていく」1)と述べ、環境の再構成を子どもとともに行うことの重要性を述べてい る。更に小川(2000)は、「保育の場は、幼児が主体的に作り出す場である。 る環境を意味し、自然や遊び環境の工夫とは、子どもが主体的に関わり、遊びの深まりや広がりが生まれる環境をつくる試 みである。 第2点は、子どもの声を聴くことである。その取り組みとして、子どもの「つぶやき」を集めて、子どもたちが思ってい 一連の行為である。そのため,物的環境構成は「表現」と「環境」の両領域を念頭に行われ るべきであり,そのための理論を生成し,具体的な素材・教材・用具の提示や援助の方法を 示すことは,保育研究上の重要な課題であると考えられる。 3.2 2.集中して遊べる環境【導線もチェック】. 3.1 1.安全で危険がないこと【怪我をさせない】. 乳児や幼児の保育室を考える。環境設定とは乳児にとって、毎日をすごす保育室の環境はとても大切なものですね。自分の家のようにリラックスでき、思いきり遊べる環境を整えてあげましょう。ここでは、保育室づくりにいかせるヒントをご紹介します。 3.4 4.子供が落ち着いて生活できる【空間作りが大事】. ただ道具を用意すればいいのではなく、子どもたちが見てすぐにわかるところに配置したり、大人数が関われるように道具の数を増やしたりと、ねらいを達成できるような配慮を心がけるとよいでしょう。, 指導案や実習日誌の書き方として、環境構成に迷ったときはその活動のねらいを確認し、どうすれば達成できるか考えるとよいかもしれません。, 環境構成では、子どもたちが興味や関心を持って取り組めるような環境にすることが大切になります。, 子どもの興味や関心を得るためには、子どもたちの発達状況にヒントがあるようです。子どもたちが今何に興味を持っていて、どんなことに自発的に取り組んでいるかなどを観察することで、子どもたちのやりたいことが見えてくるかもしれません。, また、子どもの興味によって好きな遊びができるようにいくつかのコーナーを作るなど、魅力的な環境にすることで、子どもたちは自主的に活動に関わるようになり、園生活が充実したものになっていくでしょう。, 環境構成によってはクラスの友だちや異年齢の子と関わりを持ち、子どもはさまざまな感情を抱いたり、関心を持ったりしていく姿も見られるようです。, 保育では人と関わる力を育むことも重要視しているため、友だちとの関わりが広がるような環境にすることも重要になります。, 保育園や幼稚園の活動ではさまざまなねらいがありますが、達成に向けて保育士さんが強制的に何かをさせるのではなく、子どもたちが自主的に行動できるような環境構成が望ましいといえるでしょう。, そのため、環境構成は子どもたちが遊びやすいように道具や素材の種類を考えるだけでなく、事前の準備や配置も重要になります。遊びや活動にもよりますが、必要な道具や子どもと保育士さんの配置を環境構成に書くことで、スムーズに活動に取りかかれるかもしれません。, 環境構成を考える中で声掛けや注意点を思いついたときは、指導案や日誌の書き方として援助の工夫や配慮、留意点の欄に書くとよいでしょう。, 保育園や幼稚園の園庭遊びでは、園庭で自由に遊んだり、園内の植物を観察したりすることもあるようです。, 園によって配置されている遊具や環境に違いがあるため、それに応じた環境構成が必要となるでしょう。, 園庭遊びでは、子どもたちの興味や関心にもとづいて、自発的に取り組めるような環境構成を考えることが大切です。遊びに使用する遊具や道具の種類を多く用意することで、遊びの幅が広がるでしょう。使用前には、安全面の確認をすることも徹底します。, 乳児クラスと幼児クラスの子どもたちでは遊び方が異なるかもしれません。異年齢の子どもたちが一度に園庭で遊ぶときは、保育士さんが予めスペースを指定したり、ルールを守るよう伝えたりと子どもの発達に応じた援助の仕方にも配慮するとよさそうです。, 園内に葉っぱやどんぐり、花などの自然物があると、植物に興味をもつことにつながり、製作などにも活かせるかもしれませんね。, 保育園や幼稚園では園内にある砂場などを活用して、砂遊びを行うことがあるでしょう。1人でも複数でも遊ぶことができ、自分の手で形を変えられる楽しさもあるため、年齢を問わずに遊ぶことができます。, シャベルやバケツといった道具を使う場合は、破損していないか事前に確認するほか、口の中に砂を入れないように保育士さんが必ず目の届く範囲にいるなどの配慮も必要になります。, 0歳児や1歳児では、砂の感触を楽しむというねらいがあるときは、自由に砂に触れたり、水を用意して感触に変化をつけたりするのもいいでしょう。, 幼児になると、クラスの友だちと協力しながら砂遊びをすることができるようになってくるため、数人で遊べるように援助の工夫を行うといいかもしれません。環境構成には、年齢や発達に合った道具を書くといいでしょう。, 運動遊びの場合はけがをしないように広い場所を確保し、子どもたちの様子を確認しながら援助することが大切になります。, 0歳児では外で遊ぶというよりも、保育士さんと一緒に外を散歩するといった活動がメインになるかもしれません。, 1歳児や2歳児、幼児クラスの戸外活動では子どもが歩き回ったり、走り回ったりするため、環境構成では安全や衛生面を意識しましょう。, 室内遊びは、保育室やホールなどで運動遊びやゲーム、製作などを楽しむことを差します。, 室内遊びでは、スペースが限られているため、発達や遊び方に応じた環境構成が必要となります。必要に応じた遊具や玩具を用意しましょう。, 自由遊びの際には、コーナーを分けることで、子どもたちがそれぞれ好きな遊びに集中できるかもしれませんね。, 乳児クラスでは、子どもたちが玩具などを口に入れることも想定し、特に衛生面に注意した環境構成にするとよさそうです。運動遊びでは、マットなどを利用して転がるなどの動きを楽しめるようにするのもよいかもしれません。, 幼児クラスでは、製作において粘土や絵の具、ハサミ、のりなどの自由に加工できる素材や道具を用意すると、さまざまな遊びに展開できそうですね。 「自主性・主体性の保育って何だろう?わかりやすい考え方」今回のテーマは「自主性、主体性の保育」。自主性・主体性という言葉は、保育のみならず子育ての中でも頻繁に出てきますが、いまひとつわかりにくいもので
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