2011年に史上7頭目となる牡馬クラシック三冠を制し 、同年のJRA賞年度代表馬、JRA賞最優秀3歳牡馬に選出された 。 2018年 13位 重賞2勝(皐月賞・日本ダービー2着:エポカドーロ、チューリップ賞・桜花賞2着・オークス3着:ラッキーライラック、) オルフェーヴルの競走馬データです。競走成績、血統情報、産駒情報などをはじめ、50万頭以上の競走馬・騎手・調教師・馬主・生産者・レースの全データがご覧いただけます。 オルフェーヴルの種牡馬成績. ノーザンテースト 4 x 3. 今回はいよいよ僕も現役時代好きだったオルフェーヴル(父ステイゴールド)を取り上げてみたいと思います。 オルフェーヴルと言えば現役時代にクラシック三冠などの他に引退レースとなった2013年の有馬記念での圧勝劇、凱旋門賞で二連連続二着など日本の競馬史上でも最高クラスの実績を残した競走馬として知られますが、主戦の池添騎手をレース後に振り落としたり、阪神大賞典での逸走から復帰しての二着など、数々の”伝説”を残したことでその虜になった方も多いでしょう。 2013年の引退後は当 … 主な戦績:ファルコンS(GⅢ), 新馬戦、1勝クラスを連勝し、フェアリーSの四着のあとに挑んだファルコンS(GⅢ、1400m)を重馬場ながら好タイムで勝利しました。, 母系のミスタープロスペクター系×シアトルスルー系という配合はラッキーライラックと同じですが、ラッキーライラックよりは短距離よりな感じはしますね。, (2020年1月現在)約370頭近くが走って新馬戦を勝ったのが二十数頭というのはトップテン級の種牡馬としてはかなり低くなっています。一流馬以外は33秒台前半で上がってくるような切れ味がないので上位人気でも取りこぼしが非常に目立ちますね。, あと気になるのは、新馬戦を勝った馬で二勝目に苦労するような馬は、その後、尻すぼみになっている馬が多いですね。, 父ステイゴールドも新馬戦をかなり苦手としていますが、全兄のドリームジャーニーも勝率はかなり低くこれはステイゴールド系そのものの特徴と言えます。, オルフェーヴル産駒の獲得賞金の多い順に戦績を見ていってもラッキーライラックこそ新馬戦を勝っているものの、上級馬もことごとく新馬戦を取りこぼしています。, そう考えると新馬戦から二連勝したオーソリティ(2017年産)などには期待が高まります。, これはよく知られたことなのでわざわざ書く必要もないかもしれませんが、勝ち馬率の2割9分(2020年1月現在)というのはトップ10級の種牡馬とはして低すぎますね。, ディープインパクトの6割超えは異常としても、ハーツクライやキングカメハメハ、ダイワメジャーは4割中盤、オルフェーヴルよりランキングが下だったヘニーヒューズやクロフネ、サウスヴィグラスが4割を超えているのを見ると関係者が躊躇する数字ですね。, ただ、父ステイゴールドは通算で3割6分程度ですが、最初の五、六年はオルフェーヴル並みの低さでした。, 他に勝ち馬の率の低い種牡馬にはヴィクトワールピサ(約3割3分)、ブラックタイド(約3割1分)、スクリーンヒーロー(約3割1分)、アドマイヤムーン(約2割7分)などがいます。, 現在のところオルフェーヴル産駒は函館競馬場、京都競馬場、阪神競馬場などでは勝率10%前後、複勝率30%以上の好成績を残して相性の良さを見せているのですが、目立って数字が悪いのが東京競馬場です。, 次いで新潟競馬場の成績があまり良くないのですが、共通するのは、時計が速くなりがちで前に行った馬が止まらない競馬場という点ですね。, 重賞クラスだと東京競馬場で好走したのはラッキーライラックとエポカドーロぐらいなので、東京競馬場で勝ち負けするような馬だともしかしたら将来有望なのかもしれませんね。, オルフェーヴル産駒でここまでよく見るパターンとして目立つのは、条件戦を連勝してきてGⅠや重賞で穴人気をしながら、見せ場なく敗れるというパターンです。, ディープインパクト産駒は逆に”調子のいい馬を買え”という格言がありますが、よっぽどの内容で勝っていたり、強い馬との差のない勝負をした馬以外は疑ってかかったほうがいいでしょう。, このあたりはディープインパクト産駒のように瞬間最大速度で勝負するというよりも、スピードの持続力やタフさで勝負するタイプのが原因だと思います。, ここ最近オルフェーヴル産駒もステイゴールド産駒と似たような傾向を見せ始めており、種牡馬のタイプとしてはヨーロッパ型の種牡馬と似たような結果を残しているのは明らかです。, そうなるとタフさが要求される京都競馬場や中山競馬場では当然注意が必要になってきます。, 東京競馬場や時計の出る馬場状態のレースで凡走した後、人気を落として京都や中山で好走するのがパターンであり狙い目ですね。, これは成績を見た上での僕の感想ですが、オルフェーヴル産駒は父ステイゴールドに比べると母系の性質がよく出ているという印象を受けます。, ステイゴールドなんかの場合は、とにかく三歳の夏ごろまではパッとしなくても、古馬になってくると馬がしっかりとしてきたり、牡馬がとにかく走る、ダートは苦手、なんでもかんでも同じようなステイゴールド産駒になるというのがお約束なんですが、これがオルフェーヴル産駒の場合はあてはまりません。, 例えばラッキーライラックなどはステイゴールド系らしかなるスピード感を持った走りを若いうちはしていましたし、同期のロックディスタウンは母の父ストームキャットにありがちなご乱心ぶりと早熟性を見せ、母の父ゴーンウエストのジャスティンなんかはダートの短距離を勝ち上がってオープン入りしてきました。, 最近姿を見せない皐月賞馬エポカドーロなんかも言われないとルーラーシップ産駒と思ってしまいますし、オルフェーヴル産駒とは思えないような走りを見せています。, 初期の活躍馬の母系にアメリカ系の血が多いというのは、いいヒントなのかもしれませんね。, 初年度産駒はラッキーライラック、エポカドーロという大物が現れましたが、二年目の産駒からは大物というよりも中堅クラスの馬が目立つようになりました。, 期待度が高かっただけにスタートダッシュを決められなかったのは心配ですが、個人的には今後再びラッキーライラック級の馬は出てくると見ます。, というのも、ここまでオープン級まで上がってきた馬の多くは、小柄な部類だったオルフェーヴル(450㎏前後)や祖父ステイゴールド(420㎏前後)、伯父ドリームジャーニー(430キロ前後)に似つかず500㎏近い大柄な馬が多いからです。, メロディーレーンの340㎏は特殊な例としても、やはり父に似た産駒こそが成功しそうな気がするので、いずれちょうどいいサイズの産駒が出てくれば大物が出てくるのは間違いないでしょう。あと、気性は似ないとベストなんですがね(笑)。, 個人的にオルフェーヴルにはどうしてもスプリント系の血がないので、母の父はスプリント力や瞬発力を引き出すタイプの種牡馬がベストだと思います。, そう考えるとシーキングザゴールドの系統なんかが、タフさも生きそうで面白そうな気がします。あと、サクラバクシンオーとかも気性面や、ほどよいノーザンテーストのインブリードなんかもあって面白いかもしれませんね。, そう考えるとキタサンブラックの母シュガーハートなんかが合うのかもとも思ったりするんですが、そう言えばショウナンバッハの父はステイゴールドなんで、いいかもしれない・・・。. 2020年:300万円, 母の父:Flower Alley 母の母の父:Seattle Slew オルフェーヴル産駒編では、この"母父の血統"に強く焦点を当てて活躍馬を狙い撃ちしていこうと思います。 過去2年間で活躍していると言えるオルフェーヴル産駒は、"母父がミスプロ系種牡馬"であることが多い傾向にありました。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}). 競走馬として3歳牡馬クラシックの3冠を制し、2年続けて凱旋門賞2着となるなど「規格外」の強さを誇ったオルフェーヴル。 ディープ産駒で成功しなかった牝馬にワンチャン? ここからようやく本題。オルフェーヴル産駒の傾向について見ていきます。 まず上位産駒を眺めていて面白いのが、さほど実績の出せていない母馬で活躍馬を輩出している傾向にある点です。 オルフェーヴル産駒の傾向と特徴です。人気・クラス・脚質・距離・競馬場・騎手・厩舎(調教師)・馬主別に、成績・回収率をまとめています。競馬の予想に是非お役立てください。 2016年:600万円(244頭) オルフェーヴル産駒の特徴2-1 芝の距離別成績 芝の距離別成績ですが、2000mの勝利数、勝率が最も高く、次に1800m→1600mと続きます。 意外なのが2400mでの勝利数が0であることと1200mでの成績がいいこと。 今回はオルフェーヴル産駒の特徴や成績を振り返り、芝・ダート別の傾向や距離適性、重馬場適性など分析していきます。, オルフェーヴルは2008年生まれの競走馬です。現役時代には皐月賞、日本ダービー、菊花賞の3冠を達成。凱旋門賞で2度の2着になるなど、競馬界に残る名馬として知られています。, そんなオルフェーヴルは種牡馬としてどんな成績を残しているのか? 産駒にはどのような特徴が見られるのか? 徹底的に分析していきます。, 2019年度 Fee:400万円(受胎確認後) 2018年度 Fee:500万円(前納、不受胎時全額返還) 2017年度 Fee:600万円(前納、不受胎時全額返還) 2016年度 Fee:600万円(前納、不受胎時全額返還) 2015年度 Fee:600万円(前納、不受胎時全額返還) 2014年度 Fee:600万円(受胎条件), ラッキーライラック(阪神ジュベナイルフィリーズ、アルテミスステークス、チューリップ賞) ロックディスタウン(札幌2歳ステークス) エポカドーロ(皐月賞), しかし、オルフェーヴル産駒は単勝回収値58、複勝回収値68。ともに平均を下回っています。, オルフェーヴル自身、得意としていた競馬場は阪神や中山でした。凱旋門賞でも2着に2回来ています。日本馬としては突出したスタミナを持っていましたが、産駒にもその能力が引き継がれているわけです。, オルフェーヴルの父ステイゴールドも、種牡馬としては「三振かホームランか」というようなタイプとして知られています。, オルフェーヴルもアベレージはよくありませんが、大物を輩出するタイプと見ていいかもしれません。, 実際、勝ち上がり率は高くないものの、エポカドーロやラッキーライラックといったGIホースを輩出しています。, オルフェーヴル産駒は父に似て気性の激しい馬が多く、長距離戦になると折り合いを欠いたり、レース前の段階で力を使い果たしてしまったりするため、芳しい成績を残せていないのです。, 競馬場別の傾向では重たい芝が得意な傾向にありましたが、馬場が渋るのはあまり歓迎ではないようです。, 顕著な特徴は見られませんが、460〜520キロの馬の成績が若干良い傾向にあります。, 一方、福島、新潟、中山、小倉のように東開催かローカル開催だと成績を落とす傾向にあります。, 1000万より下の条件での成績は低調ですが、1000万条件になると途端に成績を跳ね上げています。, オルフェーブル産駒の芝での成績は重賞になると成績がよくなる傾向ですが、ダートではまだ重賞の出走はありませんが、芝同様に上級条件で強さを見せてくれるかもしれません。, なので、産駒はあまりダートで活躍できていませんが、その中でもダート2100mだけ成績がよく単複回収率も100を超えています。, ダート戦では過大な評価をせず、2100mに出走してきた時だけ狙うのが良い傾向です。, 前走短縮組が低調で、同距離組はまずまずの成績です。一方で、延長組は複勝率が1番高く複勝回収値も100です。, 勝率はどの組もあまり変わりませんが、延長組を紐穴で狙ってみるのが面白いといえそうです。, ※写真提供は随時募集しております。お問い合わせフォームからご連絡いただければ幸いです. オルフェーヴルは2008年生まれの競走馬です。. オルフェーヴル産駒の特徴は? 評判は? オルフェーヴル産駒(子供)の特徴として、競馬場に関しては中山競馬場や小倉競馬場など小回りの競馬場での成績が他場に比べるとほんの僅かに劣るものの気にするほどのものでもなく、すでに 全10競馬場で勝利していて場所を問わず活躍できている ことがわかりま … いよいよ2020年がスタートしました。 2017年はオルフェーヴル、ロードカナロアといった注目種牡馬の産駒がデビューしたものの 2018年はジャスタウェイなどやや小ぶりな印象。 昨年の2019年はキズナやエピファネイアの産駒が出走して 2歳戦を賑わしてくれました。 現役時代には皐月賞、日本ダービー、菊花賞の3冠を達成。. 1.オルフェーヴル産駒の特徴!> 今シーズン新種牡馬として登場したオルフェーヴル産駒たち。シーズンが開始してからは産駒のデビューが少なく、不安の声も多かった。しかし、夏の北海道開催では牝馬のロックディスタウンがいきなり重賞制覇。 オルフェーヴル産駒でもっとも印象的な特徴は、クラスが上がるほど好成績を収めやすいということです。. 2015年:600万円(256頭) オルフェーヴル産駒の特徴2-1 芝の距離別成績 芝の距離別成績ですが、2000mの勝利数、勝率が最も高く、次に1800m→1600mと続きます。 意外なのが2400mでの勝利数が0であることと1200mでの成績が … 二着:凱旋門賞(2012年、2013年)、ジャパンカップ, 他に天皇賞・春で11着という結果がありますが、やはり目立つのは大舞台での強さですね。相手が強くても弱くても相手なりに走るという父ステイゴールドの性質をよく受け継いでいますね。, 当たりはずれが大きいタイプの種牡馬のため若干こけている印象のあるオルフェーヴル産駒ですが前年にデビューして人気のあるルーラーシップと似たような順位になっています。(ルーラーシップは産駒デビュー三年の順位は65位→12位→8位), 2017年 64位 重賞3勝(阪神JF・アルテミスS:ラッキーライラック、新潟2歳S:ロックディスタウン) 2019年:400万円(52頭) 今回の記事では、オルフェーヴル産駒の特徴と重賞馬2頭の今後について見ていきましょう。 新種牡馬オルフェーヴル. つまり、 出来不出来の差が大きい ということですね。. 2019年 10位 重賞2勝(エリザベス女王杯:ラッキーライラック、マーメイドS:サラス), GⅠホース二頭が出ているものの低い勝ち馬率(三年間で約2割9分)が敬遠されてか当初の半額にまで下がっています。, しかも気になるのは2019年の種付け頭数が52頭まで下がっており、そろそろ社台SSからの放出も心配されます。, ただ、300万円という種付け価格は当たりはずれはあるもののしっかりと大物ラッキーライラックを出している種牡馬としては格安の部類に入るので巻き返しを期待したいところですね。, 2014年:600万円(種付け頭数244頭) 2017年:600万円(191頭) また、全勝利数のうちダートでの勝ち星が4割近くにのぼり、これは芝ダート兼用とされるキングカメハメハと同レベル。. オルフェーヴル産駒の特徴まとめ; 個人的に考えるオルフェーヴル産駒の特徴 血統. ヘイロー系 ディープインパクト産駒の特徴 ハーツクライ産駒の特徴 オルフェーヴル産駒の特徴 ダイワメジャー産駒の特徴 ステイゴールド産駒の特徴 キズナ産駒の特徴 […] 産駒の特徴をまとめています!血統は競馬予想や馬券購入する上で大事な役割を秘めています。俺が評価したるは悪徳・悪質サイトの情報共有サイトです。最近、競馬サイトでの詐欺被害が多発しています。自分の身は自分で守る。優良サイトだけを利用する参考にして頂けたらと思います。 スクリーンヒーローの種牡馬としての成績、特徴などを分析しています。aeiやcpi、勝ち上がり率、牡馬と牝馬の差、相性の良い母父(bms)など。牝馬が全く走っていませんが、今後が楽しみな種牡馬です。 ”栗毛の暴君”の異名で数多くのファンに愛された三冠馬オルフェーヴル。2014年からは種牡馬として第2の人生を歩むことになった。そんなオルフェーヴルの初年度産駒が2015年に153頭誕生した。中には”気性難”を確実に受け継いでしまいそうな馬も・・・。 2013年、現役競走馬生活を終えたオルフェーヴルは、2014年から種牡馬入りしました。 初年度種付け料は600万円で244頭の繁殖牝馬を集め、産駒は2017年からデビューし始めます。 主な代表産駒は、エポカドーロ(皐月賞)、ラッキーライラック(阪神JFなど)、ロックディスタウン(札幌2歳S)などです。 オルフェーヴル産駒の傾向として、長距離が得意な可能性があります。 産駒がデビューした2017年6月から2018年11月の連対馬を調べてみると、平均距離は1768.6mです。 例えば、同じ年に産駒がデビューし … オルフェーヴル産駒は新馬戦で勝利しても年齢を重ねるごとに尻すぼみになりやすい という特徴があり、ロックディスタウンはまさにこの特徴が現れた競走馬のようです。 凱旋門賞で2度の2着になるなど、競馬界に残る名馬として知られています。. オルフェーヴル産駒の特徴、傾向 エリザベス女王杯を制したラッキーライラックやファルコンステークスを制したシャインガーネット、メロディーレーンの活躍を見る限り タフが求められる舞台 で結果を残 … 父はサンデーサイレンス系種牡馬としては比較的長距離が得意な産駒を輩出することが多いステイ … 今回はオルフェーヴル産駒の特徴や成績を振り返り、芝・ダート別の傾向や距離適性、重馬場適性など分析していきます。. 日本軽種馬協会が運営する国内最大級の競馬情報サイトjbisサーチの、オルフェーヴルの種牡馬情報:産駒出走情報に関するページです。競馬に関する膨大なデータを手軽に検索・入手できます。 2019年3月30日、中山競馬場でダービー卿チャレンジトロフィー(GⅢ/芝1600m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、... 2019年4月6日、中山競馬場でニュージーランドトロフィー(GII/芝1600m)が行われる。JRAは開催に先立ち、出走予定馬(レース登録馬... 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オルフェーヴルの現役時代同様、その子供たちもつかみどころのない成績を残しているわけですが、産駒デビューから丸三年が経ち、若干ですがその傾向が見え始めてきました。, 父ステイゴールドの代から難しい走りを見せるオルフェーヴル産駒を分析してみたいと思います。, 四歳年上の全兄には有馬記念、宝塚記念、朝日杯FSなどGⅠを三勝したドリームジャーニーがいます。, 父ステイゴールドは今でこそ数々のGⅠホースや重賞の勝ち馬を出し、一流種牡馬として知られますが、現役時代は勝ちきれないレースが続く完全な脇役でした。, ただ、ステイゴールドの伯父(ゴールデンサッシュの全兄)には当時結果を残すことが難しかった内国産種牡馬でありながら、活躍馬を送り出していたサッカーボーイがいたため種牡馬入りを果します。このあたりはサッカーボーイが社台ファーム系(社台ファーム白老生産)の競走馬だったことは大きいでしょう。, 残念ながら繋養先は故郷の社台グループが運営する社台スタリオンステーションとはいきませんでしたが、2002年からブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬生活を開始します。初年度の種付け料は150万円のスタートで、当初はあまり期待されていなかったことが分かります。, 一方、オルフェーヴルの母オリエンタルアートは近親に特に目立った活躍馬がいるわけではなく、現役時代は中級の競走馬でした。ただ、ノーザンテーストの肌にメジロマックイーンという配合が示すように当時の社台ファームがほこる一流種牡馬が配合されています。, 繁殖入り後は、最初の子供であったドリームジャーニーがいきなり2歳チャンピオンに輝きます。最終的にドリームジャーニーはGⅠを三勝しますが、その下の子供たちもほとんどが勝ち上がり、素晴らしい繁殖成績をここまで残しています。, 母の父メジロマックイーンは九十年代前半のチャンピオンホースとして、特に長距離を中心に優れた成績を残した名競走馬でした。歴史的名馬と言ってもいいでしょう。, ただ、当時の最高賞金額を更新した実績や、代々日本で育まれた父系(パーソロン系)の出身ということもあり、期待されて社台SSで種牡馬入りしますが、結局自身を超える大物を出すことはできませんでした。, 個人的にメジロマックイーンの種牡馬としての失敗の原因は、パーソロン系は元々スタミナ自慢というよりも継続的なスピードや身体能力を武器とするタイプなので、馬場の高速化やスロペース化など一瞬のスピードや目立った特徴がレースで要求されるようになったのが原因にあると感じています。(専門家などによるとパーソロン系の馬は体がグニャグニャしているという指摘もありますね)このあたりはサンデーサイレンス系の台頭と無関係ではないでしょう。, こういう身体能力型の種牡馬の子供たちは牝馬が活躍する、いわゆるフィリーサイアーの場合が多いのですが、やはりマックイーンも牝馬の活躍が多かった印象です。, ところが期待外れに終わったはずのこのメジロマックイーンは種牡馬ステイゴールドの登場とともに再び脚光を浴びるようになります。, ドリームジャーニーの成功例を機にこの配合が真似されるようになりますが、ステイゴールド×メジロマックイーンという配合から、再びオルフェーヴルが現れ、さらにゴールドシップという超一流馬が現れており、それまでは知られていなかった意外なニックス配合と知られるようになりました。これだから種牡馬の世界は分かりませんね。, オルフェーヴル自身の配合を全体的に総括すると、スプリント力のある血がないので爆発的な瞬発力を生み出したり、短距離で活躍するタイプではありませんが、母系の良質なスピードと潜在的なスタミナに支えられながら父系の爆発力を底上げしているという印象を受けます。また母の父であるメジロマックイーンの気性的素直さが父系の荒々しさを緩和している部分もあるのでしょう。, 当たりはずれのある配合ではありますが、武豊騎手がメジロマックイーンはマイルGⅠでも勝てると言っていたように優れたスピードを持っていたようので、マイルから3200mまで幅広く対応できる印象です。, 最近の新馬戦や下級条件のレースにありがちな超スローペースから32秒台の瞬発力勝負には向いていませんが、タフさを持ち合わせている配合なのである程度ペースは流れたほうがいいようなタイプとなります。大舞台のほうが成績が安定していることや、若い時に取りこぼしていることもこの辺に関係があるのではないかと思いますね。, どちらかと言えばスローペースよりもハイペースやタフな馬場で力を発揮する配合なので、大舞台で力を発揮しやすいとも言えますね。, 2008年生まれで同世代にはリアルインパクトやサダムパテック、ホエールキャプチャ、ウインバリアシオン。一つ下の世代にゴールドシップ、ジェンティルドンナなどがいます。, 二歳時は京王杯2歳Sで十着に敗れるなど未熟さを見せ3戦1勝の成績でしたが、三歳春になると一気に本格化してスプリングSからクラシック三冠も含めて有馬記念まで六連勝を飾り、2011年の年度代表馬に輝きます。, この時点ではナリタブライアンと同じような叩き上げの一流馬という印象でしたが、オルフェーヴルの人気を不動のものとしたのが四歳春の阪神大賞典でした。, 結果から先に言うと、阪神大賞典はギュスターヴクライの二着だったのですが、圧巻だったのはそのレース内容です。, 道中ほぼかかりっぱなしの上に二周目の第三コーナーではコーナーを曲がらず外ラチにぶっ飛んでいき、誰もが故障を覚悟しましたがほぼ止まりかけたと思ったところで再び馬群を追いかけはじめ、出走馬中最速の上りを記録してその”化物”ぶりと”狂気”ぶりを世間に知らしめたレースでした。, その年に宝塚記念を制したあとは凱旋門賞を目指し渡仏、叩きレースとなるフォア賞を勝った後は凱旋門賞に挑み、1999年のエルコンドルパサー、2010年のナカヤマフェスタ以来の二着に入ります。, 個人的にこの凱旋門賞は日本馬が、一番凱旋門賞制覇に一番近づいたレースであり、最後にオルフェーヴルが内にささったとは言え、抜け出した時は完全に勝ったと思った方も多いでしょう。最後の最後に交わしたはずの三歳牝馬のソレミアが再び差し返してきたことで、欧州の一流馬の強さを改めて実感したレースでした。, またソレミアに乗っていたのが日本でもよく乗っていたペリエだったこともあり、僕のように”ペリエ今回ばかりは見逃してくれよ!”と思った方も多いでしょう。, その翌年も凱旋門賞に挑みますが、二連連続の二着(勝ち馬はトレヴ)に入り日本競馬関係者の悲願達成とはなりませんでした。ただ改めてこの馬が世界レベルの馬ということを証明することになり、まだまだ差があると思われていた海外競馬とは差がなくなっていることを実感しました。, 凱旋門賞以来のレースということもあり体調はベストではないと言われていましたが、道中ほぼ最後方に近い位置を進み、三コーナーから進出したとおもったらそのまままくって最終的に二着のウインバリアシオンに1秒3差をつけるというぶっこ抜きぶりで、”やっぱオルフェーヴル強えええ”と思わせたレースでしたね。, その他にも数々の破天荒ぶりから僕のようにディープインパクトよりオルフェーヴル派の人も多いと思いますが、毎回毎回”とりあえず何もせずに回ってきてくれ!”と感じさせるギャンブル好きにはたまらない刺激を提供してくれたスーパーホースでした。, 一着:皐月賞、日本ダービー、菊花賞、有馬記念(2011年、2013年)、宝塚記念 2018年:500万円(136頭) 主な戦績:エリザベス女王杯(GⅠ)、阪神JF(GⅠ)、チューリップ賞(GⅡ)、アルテミスS(GⅢ)、桜花賞(GⅠ)2着、香港ヴァーズ(GⅠ)2着、オークス(GⅠ)3着など, 今でこそアーモンドアイ世代と呼ばれる2015年生まれのサラブレッドたちですが、桜花賞まではこのラッキーライラックが牝馬の筆頭格として圧倒的に支持されていましたね。桜花賞では単勝1.8倍(結果は二着)でした。, その後、徐々に勝ちきれないレースが続いたことにより、燃えつきや、早熟タイプだと思われましたが、翌年の秋になると調子を取り戻しエリザベス女王杯を力強い走りで勝利しました。続いて出走した香港ヴァーズ(芝2400m)ではグローリーヴェイズの2着に入り、エリザベス女王杯の勝利が展開や枠順に恵まれただけではないことを証明しました。, 三歳時は単なるスピード馬というイメージで中距離だといまいちパッとしない感じだったのが、古馬になって逆に中距離に適性を見せ始めており、ここにきてステイゴールド系らしい成長を見せている感じがしますね。, 牝馬ながら500㎏あり、父のオルフェーヴル(現役時代は約450㎏)、他の兄弟に比べても大柄なのは特徴ですね。, 母系はフォーティーナイナー系の名種牡馬Distorted Humor(ディストーテッドヒューマー)産駒のFlower Alley(フラワーアレイ)にSeattle Slew(シアトルスルー)、母の母の父はあのAlydar(アリダー)というバリバリのアメリカの中距離配合であり、三歳時のスピード馬のイメージとは違い意外と中距離寄りの配合となっています。, 母の父:フォーティーナイナー 母の母の父:シェイディハイツ いよいよ2020年がスタートしました。 2017年はオルフェーヴル、ロードカナロアといった注目種牡馬の産駒がデビューしたものの 2018年はジャスタウェイなどやや小ぶりな印象。 昨年の2019年はキズナやエピファネイアの産駒が出走して 2歳戦を賑わしてくれました。 初年度産駒から2頭のg1馬を輩出した種牡馬オルフェーヴル。オルフェーヴル産駒の距離適性やコース適性を知るには、オルフェーヴルの現役時代の特徴や血統構成、産駒の共通性を知るのが何より重要。種牡馬オルフェーヴルの特徴を知ると勝ち馬や穴馬、人気で 主な戦績:皐月賞(GⅠ)、日本ダービー(GⅠ)2着、スプリングS(GⅡ)2着, ラッキーライラックやロックディスタウンなど牝馬が先行して活躍する中、皐月賞を制しついに現れた牡馬の大物です。, 日本ダービーも二着に入り、力のある所を見せましたが、夏を越えたあとは中途半端な成績に終わっており、復活が期待されます。, ただ母ダイワパッション(フィリーズレビューの勝ち馬)も桜花賞を大敗したあとはパッとせず、元々の成長力に疑問はあります。, 母はハリウッドスターレットS(アメリカGⅠ:2歳牝馬限定)を制したこともある良血馬で社台ファーム生産です。, タピットにEl Prado(エルプラド)という配合なので中距離型ですが、気性的に距離が短いほうがいいタイプなのかもしれません。, クラシック戦線は大負けはしないものの見どころのないレースが続きましたが、万葉Sでは一番人気にこたえ、しっかりと勝ちあがっています。, 母の母の父にトニービンがいるようにやはり長距離が合うと思いますし、トゥザビクトリーの血を引いているので古馬になってもしぶとく活躍しそうです。, またこの牝系は先行して粘りこむとむというのが伝統なので、どこかでモデルチェンジすると大成できるかもしれません。, 母の父:Motivator 母の母の父:Shirley Heights 【走るオルフェーヴル産駒】にはある共通点があります。この特徴を指摘し、社台・サンデー、g1サラブレッドクラブ2020年募集馬から、これに該当する馬を「特選馬」として抽出します。さらにこの方法がわかれば、シルク、キャロット、東京などの各サラブ オルフェーブル産駒の特徴と狙い方. オルフェーヴル(英: Orfevre 、2008年 5月14日 - ) は、日本の競走馬。 主な勝ち鞍は皐月賞、東京優駿、菊花賞(2011年)、宝塚記念(2012年)、有馬記念(2011年、2013年) 。. 主な戦績:菊花賞(GⅠ)5着, 昨年デビューから十戦目となる未勝利戦を340㎏で勝利し、JRAの最小馬体重記録を更新したメロディーレーンもオルフェーヴル産駒です。, その後二勝目をあげたあとに出走した菊花賞は完全に無謀とも思われましたが、出走馬中最速の上りを記録して五着に入り、単なる馬体重だけが話題の馬ではないことを証明しました。, まだ2勝クラスということでどこまで大成するかは未知数ですが、2400mのレースを使われはじめてから良績を残すようになっており、明らかに長距離に適性を見せていますね。, オルフェーヴル×Motivator(モチベーター)×Shirley Heights(シャーリーハイツ)という配合ですが、血統だけ見ると非常に凱旋門賞向きなんですよね。凱旋門賞目指す気はないのでしょうか?(笑), 母の父:Gone West 母の母の父:Slewpy トップ > 種牡馬の分析 > オルフェーヴル産駒の成績と特徴. aei 1.44 cpi 2.52 aei/cpi 0.57 勝ち上がり率 全体 : 27.9% 牡馬: 30.9% 牝馬: 24.6% 1頭あたり本賞金 全体 : 797万円 牡馬: 769万円 牝馬: 828万円 牝/牡(1頭本賞金) 107.62% 2勝馬率 10.85% セン馬率 8.82%
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